見出し画像

AIに推しを描いてもらった話(準備編)

2023/04/23 更新
どうも2023/04/21に規約が変更になり、StableDiffusion WebUIが利用不可になったそうです。
無料版で使い続けるとアカウントがBANされる可能性がありますので、もし使い続けたい場合は有料版にしましょう。(有料版なら規約違反に該当しない


弊社は根っからのエンタメ好きが多く、仕事と関係なく新しいものはとりあえず触ってる人が多いイメージです。

その中でたまたま社内LTでイラストAIを知り、Slackチャンネルでわいわいしているのを眺めていたら面白そうだなーと思ったので少し自分でも調べてみました。

とはいえ、結局スペックの高いPCが必要なんでしょう?と思ってたのですが、なんと手持ちのPCスペックいらねぇってこともわかってきたので、試しに環境を構築してみました。

とりあえず構築する前の知識は以下の通り。

  • 今一番波に乗ってるのはStable DiffusionのWeb UIらしい

  • Google Colabratoryを使えば一部制限はあるものの無料で画像を生成できるらしい

準備

ひとまず記事の通りにやってみます。

AUTOMATIC1111の公式リポジトリからmaintained by Akaibuをクリック
ファイルが開くので自身のアカウントのGoogle ドライブにコピーを保存
マイドライブのColab Notebooksフォルダが自動生成され、ファイルがコピーされます

学習済みモデルの入手と格納

デフォルトの状態でも結構好みなpastel-mixとDefmixを選択してみます。

.safetensorsが安定版とのことなのでこだわりがなければ.safetensorsを選択しておくと良さそうです。

Files and versionsからpastelmix-better-vae-fp16.safetensorsをクリック
downloadをクリック

ダウンロードしたらGoogle ドライブにアップロードしておきます。

2GB前後ありますが普段から200GBに課金してるので問題なし

Pythonファイルの編集と実行

引き続き記事を参考に編集していきます。

コードをクリック

コマンドプロンプトぽい感じの入力欄が出てきたので以下のコードを入力。

from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')
記事と場所が違う場合は右上にある矢印で位置をずらしましょう
赤枠部分をコメントアウト
+コードをクリックしてモデルを読み込む処理を追加します

プロンプトには以下のコードを入力

!cp /content/drive/MyDrive/Colab_Notebooks/model/pastelmix-better-vae-fp16.safetensors  /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/
!cp /content/drive/MyDrive/Colab_Notebooks/model/Defmix-v2.0.safetensors  /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/
あとは上から順番に実行します
接続していいか聞かれたので許可します

Googleドライブに接続すると様々な権限を許可する必要があります。
もし会社環境で実施する場合はよく確認してください。
権限を付与するのが難しい場合は都度Huggingfaceからダウンロードする処理に切り替えることである程度対応可能です。

個人アカウントではなく会社アカウントで構築する場合の注意点
ふむふむ…
できたっぽい
Stable DiffusionのWeb UIやー!

やってみて

記事の通りにやっただけとはいえこんなに簡単にできるとは…。
画像生成にすごく時間がかかるとかもないので本当にちょっとだけ触りたい人にはかなりいいですねGoogle Colabratory環境。
コード実行してWeb UI構築するのに15分もあればできるのでそれくらいなら余裕で待てます。
とはいえ時間帯によっては504で接続できないこともザラなので、ちょっと触って良かったらPC買うなり課金するなりが良さそうです。

この後は暇を見て設定を見ていこうと思います。

pastel-mix
Defmix

いいなと思ったら応援しよう!