産休育休期間に何をやったかの話
今年の1月に娘を出産し、長い間産休育休で仕事から離れていました。
正直、妊娠が分かった時点で頭がパンクしてしまい、
「私のキャリアが…」
「自由に遊べなくなるのでは…」
「頭が絶対に鈍るよね…」
と、いろいろ不安に思っていました。
案の定、妊娠期間中はつわりがひどく、結局出産まで毎日吐いて過ごしました。
出産前、上司から「丈夫な子を産んでください」と声をかけられました。そして奇跡的に、丈夫すぎるくらいの子が誕生しました。
おかげさまで出産も子育ても順調で、子育てをしながらIT関連の資格を取得したり、一か月かけて『FF7リバース』をクリアしたり(プレイ時間105時間…???)。AIの資格にも挑戦しようとしたのですが、急に引っ越すことになって諦めました。
娘が6か月になるとお出かけが楽しくなり、0歳児を連れてPLATEAUハッカソンの審査員を務めたり、東北のクリエイター向けイベントで登壇したりと、普通の人がやらないようなことも体験しました。正直大変でしたが、とても楽しかったです!
娘は10月から認可外の保育園に通うことができ、あまり病気をすることもなく元気に成長しています。そのおかげで、私も病気治療をしながらリズムを調整し、復職の準備を順調に進めることができました。毎日ゲームをしているくせに…
この期間を活用しなければ損だと思い、同僚や知人に相談しながら妊婦・育児向けのサービスを積極的に利用しました。そのおかげで体調の回復が早まり、早期復帰につながったと感じています。
「パーソナル助産師」MamaWell
同僚の水船さんから紹介されました。ちょうど無料モニター期間だったため、申し込みました。関さん、ありがとうございました!
Fitbitを腕に着けて生活し、助産師と毎週オンラインで1対1のMTGを行い、生活や育児のアドバイスを受けるサービスです。最初は半信半疑で「Fitbitくらいで何が分かるの?」と思っていましたが、妊娠後期になると睡眠時間や心拍数、呼吸頻度に異常が出始め、助産師がそれをもとに問題を的確に指摘し、解決策を教えてくれました。
産後も、疲れ果てていた私の心と体を毎回癒してくれ、育児のヒントもたくさんいただきました。その結果、育児のリズムにも慣れ、バランスよく過ごせたと思います。
Family Sitter
産前、夫が海外出張で2週間不在になる際、不安で利用しました。Facebookで相談したところ、友人がFamily Sitterを紹介してくれました。仙台のスタートアップ企業が運営しており、保育、家事代行、育児DXなど多くのサービスを提供しています。
産後は仙台市の育児サポート対象となり、引っ越し直前まで大変お世話になりました。
整体
妊娠・出産による骨盤の歪みや、育児生活での腰や肩への負担がひどいと実感しました。
最初は体型の回復を目指して、娘が生後2ヶ月頃になり主治医からOKが出たタイミングで、骨盤を集中的に治療することにしました。しかし、その後、授乳による猫背や腰痛がますます目立つようになり、結局毎週のように通院することになりました。
整骨院を選ぶ際、私の条件は「自宅から徒歩10分以内で通えること」と「赤ちゃんフレンドリーであること」。これらを満たしていたのが、こちらの整体屋さんでした!
この整体屋さんは個人経営で、完全個室のため落ち着いた環境が整っています。口コミを見た際に、産後の調整に関する高評価が目立っていたため、一度試しに行ってみることにしました。すると、店長さんとのオタクトークで盛り上がり、その楽しさもあって、結局半年間(仙台を離れるギリギリまで)通い続けることになりました。
さらに驚いたのは、娘がここで初めて「BabyBjorn」のバウンサーに乗ったときのことです。これが非常に快適だったらしく、娘がぐっすり安眠できたのを見て、我が家でも即導入を決定しました!
近所のママ友
サービスではありませんが、体調回復に最も役立ったのは近所のママ友でした。赤ちゃんが3か月になる頃、SNSでつながった彼女とは毎日1万歩歩いたり、アフタヌーンティーを楽しんだり、写真を撮り合ったりと、楽しい時間を過ごしました。
そのおかげで彼女も私も元気になり、現在に至っています。。
旦那氏
正直、いろいろムカつくこともありましたが、夫のサポートがとても手厚く、「育児は一人でするものじゃないんだ」と強く実感しました。
立会出産をはじめ、夫が1ヶ月間の育児休暇を取ってくれたことで、自然に育児のルーティンに溶け込んでくれました。その姿は「お手伝い」という感じではなく、共に育児をしていると実感できるものでした。
立会出産のとき、私はSwitchを持参して分娩室でゲームをしていました(病院がOKだったんです!)。夫とは他愛もない話をしながら過ごし、そのリラックスした空間のおかげで、子宮口がスムーズに開いたんじゃないかな?と思うほどでした。そして産後の1ヶ月間、私は授乳以外ほぼ何もしないで済み、安心して体を回復させることができました。
仕事に復帰した後も、夫は毎日6時に帰宅して夕食を作り、娘をお風呂に入れてから私に寝かしつけをバトンタッチ。その後、離乳食の準備をするというルーティンを、飽きることなく1年間ほぼ続けてくれました。
娘が離乳食を食べるようになり、母乳を飲まなくなったときは、「ママの立場が危うくなったんじゃないの?」と少し不安になることもありました。
妊娠・出産・子育ては本当に人それぞれです。自分のペースに合わせて、利用できるものは積極的に活用し、うまく乗り越えましょう!
(オチは思いつきませんでした!)