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現役Webエンジニアが、日常英語ではなく「エンジニアに特化した英語」を身につけるべき理由

はじめに

Webエンジニアとして働いていると、英語の重要性を感じる瞬間が多々あります。

しかし、一般的な日常英会話やTOEIC対策では、エンジニアとして本当に必要な英語力は身につきません。

本記事では、Webエンジニアが "エンジニアに特化した英語" を習得するべき理由について解説し、その学習方法についても詳しく紹介します。

1. Webエンジニアに求められる英語とは?

Webエンジニアに必要な英語は、一般的な会話力とは異なります。具体的には、以下のスキルが求められます。

  • ドキュメントの読解力

    • 英語の技術文書やAPIリファレンスを正しく理解する力。

    • 公式ドキュメント(MDN、React、AWSなど)をスムーズに読めること。

  • コードとエラーメッセージの理解

    • エラーの内容を正しく理解し、解決策を見つける力。

    • Stack OverflowやGitHub Issuesで適切な回答を見つけるスキル。

  • 技術系英語のライティング力

    • GitHubのIssueやPull Requestに適切な英語で説明を書く力。

    • ChatGPTなどのAIに適切な指示を出せる英語力。

  • 英語でのリモートコミュニケーション

    • 海外のエンジニアとSlackやZoomでやり取りする際のスキル。

    • 英語の技術記事を投稿し、情報発信する力。

これらのスキルがあると、エンジニアとしての価値が格段に向上します。

2. なぜ一般英語ではなく「エンジニア英語」を学ぶべきなのか?

2-1. 一般英語は遠回りになる

日常英会話やTOEIC対策の英語学習では、エンジニアとして必要な英語力を身につけるのに時間がかかります。たとえば、

  • TOEIC対策で学ぶ英単語 → "luggage" や "receptionist" など、エンジニア業務ではほぼ使わない単語が多い。

  • 日常会話のフレーズ → "How's the weather today?" よりも "Could you provide a reproducible example?" を知るほうが実用的。

つまり、Webエンジニアにとって、一般英語の学習は非効率になりがちです。

2-2. 最新技術の情報は英語で発信される

エンジニアが扱う技術の最新情報は、ほとんどが英語で発信されます。

  • Google I/OやApple WWDCの発表

  • 最新のライブラリやフレームワークの公式ドキュメント

  • OSS(オープンソースソフトウェア)の更新情報

日本語の情報は翻訳や要約されるまで時間がかかり、内容が正確でないこともあります。そのため、英語の一次情報を直接理解できることが、エンジニアとしての大きな強みになります。

2-3. 海外のエンジニアと協業できる

リモートワークが普及し、海外のエンジニアと協業する機会が増えています。英語での技術コミュニケーションができると、

  • グローバルな企業やプロジェクトに参加できる。

  • GitHubやOSSのコントリビューションがしやすくなる。

  • 海外のカンファレンスや勉強会で発信できる。

これにより、キャリアの選択肢が大きく広がります。

3. 効率的な「エンジニア英語」の学習方法

3-1. まずは英語の技術ドキュメントを読む

エンジニアにとって、最も効果的な英語学習方法は「技術ドキュメントを読む」ことです。

  • MDN Web Docs(JavaScript、CSS)

  • React、Vue、Next.jsなどの公式ドキュメント

  • AWSやGoogle Cloudのドキュメント

日本語のドキュメントを読むのではなく、最初から英語の原文に触れる習慣をつけましょう。

3-2. 英語のエラーメッセージをそのまま検索

エラーが発生したら、

  1. 日本語ではなく英語のままGoogle検索する。

  2. Stack OverflowやGitHub Issuesの英語の解説を読む。

  3. エラーメッセージの英語表現を覚える。

これにより、英語の検索能力と読解力が向上します。

3-3. GitHubやStack Overflowで英語で投稿する

アウトプットの練習として、

  • GitHubのIssueやPull Requestの説明を英語で書く。

  • Stack Overflowで英語の質問をする。

最初は短くてもOKですが、少しずつ英語で発信する習慣をつけましょう。

3-4. AI(ChatGPT)を活用する

英語の質問やコードレビューをChatGPTに頼むのも有効です。

  • 英語の技術記事を要約してもらう。

  • コードの説明を英語で書いてもらい、それを学習する。

AIを活用すると、学習スピードを大幅に上げることができます。

まとめ

Webエンジニアがエンジニアに特化した英語を学ぶべき理由は、

  1. 一般英語よりも実用的で効率的に学べる

  2. 最新技術の情報をリアルタイムでキャッチできる

  3. グローバルなキャリアのチャンスが広がる

エンジニア英語の学習は、技術ドキュメントの読解から始め、英語のエラーメッセージに慣れ、実際にアウトプットすることが重要です。日々の業務で少しずつ英語を取り入れることで、自然とスキルが向上していきます。

これからの時代、英語を武器にして、よりグローバルなエンジニアを目指しましょう!

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ここまで読んでくださりありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう〜🙋‍♀️


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