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睡眠系のサプリのコピーで、「夜、ぐっすり眠れない…」みたいなことを書きまくっていると眠れなくなるし、便秘薬のコピーで、「最近なんだか溜まりがち」とか何とか書くとこれまた便秘になる。言葉というのはそういうものなのだ。因果な商売である。書いたことが現実になる、そんなことはよくあることで、当然のことで、そんなことに今更驚けと言われても困る。こちらからしたらそんなことも知らずに書いてきたのかって話なんだが。経験的に何となく分かる、何で分かったのかと聞かれても道理では説明がつかないがそういうことが分かることもある、そりゃある、それも別に驚くようなことではない。そういうことってあるよね、という話でしかない。そういうタイプのことをやたら意味ありげに語り、すごい話でしょと言われてもはあ…としか思わない。そういうふざけたことをしていても統失にならずに済むんなら羨ましいがな、実に不愉快だ。私はスピとか陰謀論とか大麻とか覚醒剤とか嫌いなんだ。これらは全部全然違うとか何とかそんなことは今問題にしていない。立ち飲み屋と哲学カフェとシェアハウスが嫌いなのと同じように嫌いだと申しているだけである。なぜ嫌いかどのように嫌いかを詳らかにするつもりもない。該当者は私に近づかないでくれと言っているのだ。くだらない人間といるとくだらない人間になるし、しょうもない人間といるとしょうもない人間になる。私は私の悪意をあなたの顔面にパイ投げすることを望まない。ただ視界から消えてもらいたいだけなのだ。視界に入るからイラつく、逆に言えば視界に入りさえしなければイラつくこともない。昔めちゃめちゃ苛立っていた人間も今はもう消えたので、というか消したので全然イラつかない。そもそも思い出さない、こうやって思い出しても別にイラつかない。死ねとか思ってないし、わざわざ死んでくれなくて全然いい。ただ私の視界からは消えてほしいと願うだけだ。

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