エイプリル・フール

 今日の午前中は、エイプリル・フールだったみたいです。ただ、今日の記事は、今日の午後に私に起こったことです。

 不要不急の外出は控えるよう言われている昨今、私はまさに今日必要至急の用事が入っていて、しぶしぶ出かけて全ての用事を済ませた帰りに、それはおきました。

 用事を全て済ませ、かなりガラガラの電車に乗って帰宅途中、停車駅で電車が止まり扉が開くと私服の明らかに男子学生が乗車して来ました。ここまでは、普通のことです。しかし、次の瞬間、彼は、いきなり私の傘を持った手をめがけグーの手を振り下ろしました。

 一瞬何が起こったかわからず、混乱が私の脳を駆け巡り、感情としては恐怖や悲しみより、驚きしか心に去来してきませんでした。

 そして、おそらく中学生か高校生の彼は、私と同じ席の少し離れた椅子に腰掛けました。

 この状況で助けを求める気も、なんで助けてくれないという気持ちも、私は起きませんでした。私が見たとしてもとっさに助けることはできないし、説教なんてとんでもない、自分がでっかいプロレスラーやラグビー選手ならともかく、車内に居たのは普通の人たちです。自分にできないことをできる人は、素晴らしいけど強要はする気はないので、ただ、その後が不味かった。

 理由のない暴力の理由を考えても仕方ないので、席を立ってみると、彼は、私の席に座りました。(なぁんだ、席は空いているけど私の席に座りたかったんだ)私は思い、ドアの側に立っていると、だんだん車内の少ない人たちの空気が重くなるのを感じて、なんでだ?と自分のカッコを振り返ったら、外出時に着けているハートマーク♥️が原因と私は推察しました。

 たまたま、その時はリュックに着けていたので、車内がかなりガラガラだったので、リュックを背負ったまま座っていたため、立ち上がらないと見えないようになっていて、立ち上がった瞬間に私が、障害者と分かりなんだか申し訳ない空気感がビシビシ伝わってきて、よく町であう全く心ない言葉の暴力に遭い過ぎて疲れていた私は、逆に、普通の人の申し訳ない空気感が、うれしく、ほっとして、なんか申し訳ないと思えるくらい、気持ちが落ち着きました。

 その後違う席が空いたので、席に座ると、暴力を振るった彼も特にまずい相手に暴力を振るったと、寝たふりかましてました。

 たっだ、その時私が思ったのは、普通の人には申し訳ないと思ったけど、暴力を振るった彼は、私が障害者じゃなければ、暴力は許されると思ったのだろうかということです。いくら、コロナウィルスで、悶々としても、誰にも暴力はダメなのは常識です。

 この件で、日々の駅職員の方々ご苦労様です。駅利用者に暴力振るわれて、保証ってあるのだろうか?と深く考えました。がわかりませんでした。知っている方コメントお願いします。今日も長々お付き合いありがとうございました。



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