人と人と。。。
開店二日目、ちょっと落ち着いてた日になりましたが、飲食業界でよく言う「ヒマ疲れ」という感じはまったくしなかったです。
お昼頃に、試飲を配ろうとして、買い物帰りのおばあちゃんが通って、飲んでくれました。そのままお話をさせてもらいました。京都生まれ育ちで、ずーっと京都で生きてきましたが、1人で京都に住ませるのが心配な娘さんが、東京で一緒に暮らせるように、引き取ってくれたらしいです。故郷離れるのがとても悲しくて、やっぱ京都がいいとしみじみ語りました。そこから、おばあちゃんがなぜ東京の中に清澄白河住むことにした理由を教えてくれました。
まず、京都人にとって身近なお寺が近くにありまして、清澄白河庭園のような歴史的な場所もお散歩程度でいけますし、川がすぐそこにありますが、絶対水害にはならない(お寺があるとこは水害にならない説)、マンションや建物はすごく温かみがある佇まいで、自分にはまだ詳しくないですが、Kraft coffeeの所在地の通りの真っ直ぐな作りがとっても素敵だと前から思ってました。おばあちゃんが人生の最後まで生きる場所を清澄白河にした理由は、よーく納得ができました。
試飲してもらったコーヒーは、たまたま京都富小路にあるWeekenders Coffeeでした、おばあちゃんには少しでも京都に戻った感じを感じられたらなっと。この町のことも、もっとたくさんお勉強しなきゃという宿題ができて楽しいです。
しかし、まったく知らない人に、こんな会話できるなんて、いまだに毎回不思議に思います。これが、コーヒーを通じてからなんだ。
そんな今日は、Weekenderds coffeeのホームページのお言葉をお借りして締めます。
コーヒーを飲むほんの少し、五感が豊かに震えるような時間になれば幸いです。