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矢野さんみたいに「宇宙おばさん」になりたい!
「ロケットに乗れば月には3日で行ける」というのをテレビで見て、「え、意外に近いやん」と思ったところから、宇宙や月への興味が再燃しているこの頃。ラジオにゲストで出ていた山崎直子さんのトークが面白くて、本も読みましたが、他の宇宙飛行士の本も読みたくて検索していたら、なんと野口聡一さんと、矢野顕子さんの、こんな素敵な本が出ているじゃないですか!!
●宇宙に行くことは地球を知ること 野口聡一・矢野顕子
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まず前書きがいい。
なぜ宇宙に関する教育は子どもたちが主な対象なのか。大人だって、特に大人の女性だって宇宙が知りたい。
矢野顕子はそれを待って、また一つ、曲を書くことでしょう。
矢野さんの視点は、「うんと歳をとってから宇宙に強い興味を持った。」という矢野さんの言葉通り、自分に近いのがよい。そんな矢野さんが発する質問から、自分にもわかりやすい宇宙の面白い話がきけるのかな、と思っていたら、話題は宇宙飛行士とトップアスリートの共通点、車椅子の教授・熊谷晋一郎さんの当事者研究、そしてアートへと奥深いものになっていくのはさすが。
野口さんから語られる宇宙開発の現状、イーロンマスク率いるスペースXの実力、大手ボーイング社との競争など、やっぱり「餅は餅屋」、ワイドショーなんかのおざなりなニュースで「宇宙ってこんなもんか」などと思っちゃいけませんねー(当たり前)
ああ、私も矢野さんのように「宇宙おばさんになりたい!」。
月に行くのは無理かも知れないが、宇宙空間に行くために、体力維持とあと、宝くじ買ってもいいかなーと思い始めている今日この頃です笑
ミュージシャン視点から紹介されていたエピソードで胸あつだったのは、
●カナダ人宇宙飛行士が、宇宙ステーションの中で「スペースオディティ」を熱唱し、感動したデビットボウイ が動画の一般公開をOKした話
●ドイツ人の宇宙飛行士が、地上で行われたクラフトワークのライブに宇宙から参加した話(ほんともう、クラフトワーク最高!! このライブちょーかっちょえぇー!! Tシャツがキャプテン・フューチャーなのがもう!😭 宇宙飛行士といえど、最初はみんなSFアニメがスタートなのね)
●また、イーロンマスクが、有人ロケットの試験走行でオモリの代わりに自分の愛車を乗せた話(この赤いスポーツカーは今も太陽の周りを回っているらしい)も面白かった。こんな発想、確かにタダものじゃない