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TARAKOさんの訃報と戦闘メカザブングルと女の子の生き方と


鳥山明さんに続いて、声優のTARAKOさんの訃報が届きました…
TARAKOさんの演じたキャラクターでは、もちろんちびまる子ちゃんがダントツで有名ですが、Xを見ていたら、戦闘メカザブングルの「チル」もそうだった!

ザブングル…
中学生のころに放映されていたこのアニメ、クラスの友達と共に熱烈にハマっていました。

このアニメ、ちょっと変わっていて、まず主人公がかっこよくない笑。アニメの中でも“ドまんじゅう”と呼ばれる丸顔で、当然劇中の女子とのロマンスもない

全体的にコメディタッチで、操縦するロボット、ウォーカーマシンもどこかアナログ、「盗んだものは3日たてば俺のもの」という3日間の掟、砂埃舞う西部劇的な雰囲気が、これまでのロボットアニメと比べると印象的でした。

そして、出てくるヒロイン、エルチとラグ。この二人には強い衝撃をうけました!

それまで見ていたアニメヒロインは、例えば松本零士作品の、森雪やメーテル、映画版999のガラスのクレア。美しくそっと主人公を支えるヒロインに憧れ素敵、と思っていたものです。

が!

ザブングルのヒロインたちは全く威勢がいい。男まさりにウォーカーマシンを操縦し、我も強いしわがまま、口も悪い。その一方で恋に落ちれば、普通の女の子同様キャピキャピモード。

自分の思うように、感じるままに振る舞う彼女たちの姿は、ほんとに目から鱗でした。ある回で、ラグがジロンを「ぐー✊」で殴ったシーンを見た時には、新しい時代到来の予感を感じたものです(それまで女子が男子を叩く時は平手打ちしか知らなかったから)

そうか、森雪やメーテルは男側から見た憧れだったんだ…と気づいてしまった瞬間でした笑

女の子でも思うまま自由に生きていいんだ!

というメッセージをこのアニメで受け取ったのち

聖子ちゃんヘアをバッサリ切ったキョンキョンが、一世を風靡するようになるのです。


ザブングル公式サイトあった


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