映画【PERFECT DAYS】
先日、PERFECT DAYSを見てきました。
あらすじは、
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)は、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平山は、いつも小さなカメラを持ち歩いていた。(シネマトゥディより転載)
まさにこのあらすじ通りで、大事件が起こったり過去が明らかになったり
ドラマティックな展開などはなく、淡々と映画は進んでいきます。
平山さんのルーティーンが続くも毎日同じ日はなく、心の起伏がさざ波のようにありながらそういう映像が続く贅沢な映画です。
正直に告白すると、2回目のルーティンの時に少し寝てしまい
タカシ(柄本時生)とアヤ(アオイヤマダ)のエピソードがわからなかったです。
ですが、見て良かったです。
ただ淡々と生活をしながらも喜怒哀楽があり、『生きる』ということはこういうことなんだな、としみじみ感じました。
役所広司さんは本当にすごい役者さんでセリフは少ないのに
身体と表情で全てを語っていて、もし役所さんじゃなかったら
映画中ずっと寝ていたかも知れない・・・。
全体的に説明もなく、終わり方も観客にゆだねられているので
いろいろと受け取り方も人それぞれ違うと思いますが
私にはそれが心地よかったです。
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