ブライダル業界で、意味変できるもの。
はじめに
高卒でブライダルの専門学校に行き、ずっとブライダル業界でお仕事をしております奥野と言います。
1年ほど前に、キングコング西野さんのオンラインサロンへ入会してからというものの、非常に刺激や学びや発見が多く、仕事の時間以外でも日々勉強をさせてもらっています。
月額1000円で、毎日2000~3000文字の最新のエンタメビジネスに関わる発信を受けれるので、非常に有益です。現在メンバーは65000人を超えており、主婦、高校生、大学生、起業家、など、幅広い方々が入会されています。
今日は、その西野サロンで得た知識から、ブライダルの業界に活かせることはないかな?ということを考えていきたいと思います。
意味変とは
西野サロンの中や、西野さんの講演などで、よくこんな言葉が飛び交います。
意味変(いみへん)
※意味変(いみへん)
商品の本来の価値に、追加機能として付加価値をつけたり、打ち出し方を変えることで、新たな価値を生み出すこと。商品の意味を変えること。
意味変の事例
いくつか、意味変の事例を挙げたいと思います。
①AKB48グループの握手券
AKB48のCDは、CD→握手券という追加機能に意味変をして、付加価値をつけることですごく売れています。(2011年くらいからTOP3はずっとAKB48グループが独占しているらしいです)
②ビックリマンチョコ
ビックリマンチョコは、チョコ→シールという追加機能に意味変をして、付加価値をつけることでブームとなりました。
③ポケモンパン
ポケモンパンも、パン→シールへの意味変でしたね、小学校の時にポケモンシールを下敷きに貼ることがステータスみたいな風潮がありました。
④バトエン
ドラクエのバトル鉛筆(通称:バトエン)は鉛筆→戦うアイテムへ意味変をしました。これも小学校高学年の時に、かなりブームになった記憶があります。持っていないと遊べないくらい。
⑤プロ野球チップス
プロ野球チップスも、ポテトチップス→野球カードに意味変をしました。コンビニを回って、カードの硬さをチェックして、レアカードを差がいまわっていました。
カップヌードルの意味変
今日、ツイッターを見ていたらこんなのを目にしました。
これは、カップヌードルの宣伝を吉本芸人さんたちがやっているという広告なのですが、
何かというと、オンライン飲み会はすごく便利で楽しいけれど、終わるタイミング、締めるタイミングが分からない。先輩がいると、抜けるに抜けれず結局リアルで飲むよいも長い。。
という世間の人たちの声を代弁して、カップヌードルを、ファイナルヌードルとして打ち出し、ラーメン→締めの合図に意味変をしたのです。
締めましょう!終わりましょう!とは言いづらかったとしても、ラーメンを食べるだと、ハードルがかなり下がるという心理的作用ですね。
このタイミングでのこの演出風の広告と、意味変のアイデアはすごく秀逸だなと思いました。
ブライダル業界で意味変できるもの
この知恵を活かして、ブライダル業界でも何か意味変できるものってあるかなぁと考えたのですが
結婚式そのものを、ギフトにするというのは、意外と需要がありそうな気もします。
事情があって、結婚式があげれなかった友達に、兄弟に、夫→妻に、結婚式をサプライズでプレゼントする。実際に、過去にもそういったお手伝いをしたことがありました。
近くの結婚式場に電話して「サプライズで結婚式をプレゼントしたいのですが!」と問い合わせると案外、協力してくれると思います。
が、ブライダル業界は、普段の生活同線で触れることのない未知世界なので、そもそも結婚式がプレゼントできるなんて思ってもいない。ということがあると思います。
もちろん、プレゼントするにあたって、相手の事を考えないと、ただの迷惑なおせっかいさんになってしまうのですが、
結婚式という大きなプレゼントになると、関係性がかなり濃くないとプレゼントできないので、結婚式を挙げたくないと思っている人に、プレゼントするということは、よほどのことがない限り無い気がします。
これは大きなコストもかからず、打ち出し方と、その後のレギュレーションや、当日までのオペレーションなどをしっかり設計すれば、打ち出し方を変えるだけで、意味変できるのでは?と思ったりもします。
もっと訓練して意味変に必要なアイデア脳を鍛えたいと思います。
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