【本音】私が退職した理由。
先月末、とうとう新卒入社した会社の退職日を迎えました。
「自分もここの社員さんのように、何歳なってもワクワクして働きたい!自由に色んなチャレンジをしてたい!目の前の人を喜ばせ、非日常な空間づくりに貢献したい!」
運命的な出会いがあり一目惚れをし、
見事就職できた会社でした。
その通り、携わりたかった開業には立ち会え(1年目では違う)、開業したての旅館の広報やら割烹の予約管理やらを1人でこなしました。(1年目では違うって)メイン業務は本格割烹と茶寮のサービスでした。(サービス社員が店長と未経験の私との2人配属も違う)
ただただ頑張った。頑張るしかなかった。研修もなかった。誰も教えてくれないから失敗して学ぶか、他拠点のお姉様に頼み込むか、経験ある同年代のバイトから学ぶしかないし。沢山迷惑かけて沢山悔しい思いをしました。
そんなある日、ぷつんと糸が切れてしまいました。
体は頑張れても、心のキャパを超えました。
きっかけは、役員の方に私の働きぶりを聞かれた上司が言った一言だったと思います。
役「〇〇(私)どう?頑張ってる?」
私「んー…どうですか?(上司に振る)」
上「自分なりに頑張ってるんじゃないですか」
役「自分なりじゃーダメじゃん」
…え、自分なり??
開業前からの私の頑張りは自己満だったの?
泣きそうになりました。
と同時に、今まで見ないようにしてた会社への不信感がバチコーンと繋がりました。
残業は当たり前、評価されず給料も上がらない(時給換算したらバイトと変わんなかった)、笑顔以外褒めてもらえることは皆無、関西弁のイントネーションしちゃったら皆の前で注意される(割とストレス)、、、
私のしてることは一体なんなのか、なんで私なのか、働いている意味が、何もかもが、納得いかなくなりました。
上京したて初一人暮らし社会人1年目の開業で配属先は新卒1人で、右も左も上も下も分からずに走りきった私は、走りきっただけ。この会社で頑張ることは当たり前なんだ。
過労により半年に一度崩れる体調。
訴えても一向に増える気配のない社員。
「まちづくり」という名の「物の大量生産、人の大量消費」という時代に逆行した将来性の見えない会社の方針。
辞めるという決断は、すぐでした。
会社側に辞めることを伝えても、誰も止めませんでした。
あちらの反応は「あれは仕方ないね」でした。やばいでしょう。やばすぎるでしょう。
努力は報われませんでした。
でもやり切れたから
何も悔いは無いんです。
本当に本当に無いんです。
そしてたんまり休むことにしました。
あの里歩ちゃんが、2ヶ月近くニートしました。
おかげでようやく人間らしく生活できるようになり、今は1日3食のパン生活と、週2のだーりんに支配された幸せな日々です。
しばらくは優しい人たちに囲まれながら、マイペースに生きてみます。何か見つかればいいな。
以上、退職に至った経緯と本音でした〜(内容は全てあくまで個人の見解です。)