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韓国の履歴書に見た驚くべき内容とは?

新卒採用、中途採用いずれにしても履歴書から文化の差を感じることが多々あります。
今回は、韓国人が書く履歴書の日本ではあり得ないような、驚くべき内容について触れてみたいと思います。

整形だけじゃない、韓国人の美意識

まずは履歴書の加工写真について。

「写真がない履歴書は不採用」が当たり前の韓国の就職活動。もちろん日本でも顔写真付きが当たり前です。しかし、面接に現れた人の顔と履歴書の写真が全く異なることが少なくありません。

それは、加工写真が原因なのです。加工アプリを使って顔を加工している人が多いのです。小さな顔や二重まぶた、美白など、目的に応じてさまざまな加工をすることができます。

日本でもそれくらいの人はいますよ?と思われるかもしれませんが、はっきり言ってレベルが違います。日本であれば、さすがに履歴書の応募写真ともなれば、多少ナチュラルさを残し、控えめに加工して顔色が良く明るく見えるようにする程度です。実際に会うことになる可能性もあるわけですし。
ところが、韓国の履歴書写真はまるで別人。輪郭まで変えてくることもよくあります。

最近は日本にも韓国式証明写真のサービスを提供する会社も出てきているようです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000086102.html

セルフ写真館GENICBOOTHより。

自己PRがエグい

韓国と日本では、履歴書の書き方にも違いがあります。韓国の履歴書には、出身地や家族構成、親の職業、学歴、資格、趣味など、日本の履歴書には記載しない個人的な情報を含めることが一般的です。また、自分の生い立ちや家族の背景について、自分の強みにつながるようなポジティブな表現でPRすることが多いようです。
さらにその書き方が非常に情緒的。個人情報の観点から現物をお出しできないのは残念ですが、歴史上の人物を幼少期から語っていくような言い回しといえば分かるでしょうか。

これに対して、日本の履歴書では、学歴や職歴、資格、職務経験、スキルなど、仕事に関する情報が主に書かれます。個人的な情報はほとんど含まれず、プライバシー保護の観点からも、控えめに書かれる傾向にあります。

このような違いは、韓国と日本の社会や文化の違いに起因しています。韓国では、家族や出身地など、人間関係の重要性が強く意識されており、自己アピールの一つの手段として、これらの情報をアピールすることが一般的です。一方、日本では、プライバシー保護の観点や、個人の能力や業績を主に評価する風潮があり、個人的な情報はあまりアピールされません。
むしろ出自などで採用を決めることは差別的なので基本的に禁止というのが日本のスタンダードです。

いずれにせよ、韓国と日本の履歴書の違いは、文化や社会の違いに根ざしていると言えます。異なる価値観や習慣を理解し、柔軟に対応することが、グローバル化が進む現代社会においては重要です。

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