肩や腕に軽く触れる、という行為
北米では、一般的に、人に気軽に触ってはいけない、とされている。しかし、私は男性から気軽に触られる、ということが、結構な頻度で起こる。これについて、どういうことなのか不思議に思って、一年以上、観察をしていた。
1) 仲間内のスキンシップ
相手がものすごく良い人で、本当に悪気なく触ってくる、ということも結構多そう。実際多い。その場合、その人は良い人なので、私のジェンダー表現が男性的だから男性扱いしてることも多い。そうすると、気軽に触れるのは、仲間内、特に同性同士のスキンシップ、ということになる。
私に性的アプローチをする気のないレズビアンに触られるってことも、それなりにあり、指摘すると、「同じAFABで、同じ性的指向の向き(女性に向いている)だと、逆に安心して触りがちになってしまう。ストレート女性に触ると、告発される可能性を含んでしまうから」というような説明をされたこともある。
ゲイだとカミングアウトしてる人が、私にうっかり触ってしまっていること、というのも、結構ある。
2)オフェンシブかテストか
その一方で、相手がトラニーチェイサーだったりして、オフェンシブな感じで触られることも、それなりにある。あるいは、単に誘っていて、アプローチのいっかんで触ってくる、あるいは、テストしてくる、という事態もそれなりに起こる。
最初は、全て2なのかと思っていたのだけれど、やっぱり、そうではない。1のことも多い。
3) 展開
しかし、1)をやりやすい相手と、やりにくい相手、というのがいると思う。
私にしても、a) やりやすいように、態度を緩めてたり、あるいは、b) 緩んでしまってる時に触られたり、c) もともとガードが緩くてつけ込まれがち、だったりすると思う。d) あえて意識的にブロックしている状況、というのもある。
つまり、やりやすいか、やりにくいかは、コントロール可能だけれど、しかし私は現在、まだ、やりやすい相手なんだと思う。なので、やりにくい、という前提を作っておくのが良さそう。
4) 実践
これは、前にシンクロヒーラーについて昨年の冬に書いた時に、やり方を教えてもらったと書いておいたはず。
相手が向こうからやってきた時に、1.5メートルとか2メートルのパーソナルスペースに入ってきた瞬間に、その人を、空気ごと気で押し返す。表面張力みたいに。そうすると、その気を感じて、相手は、それより近づいても、例えば至近距離で共同で何かをしても、触ってこない、んだそうだ。
意識して過ごして、無意識で出来るようになるように、しないといけなさそうですわ。
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