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2024/07/29 キンクに関する覚書4
トランスの話が昨日から混ざってしまっているんですがね。
最後のクラブイベントに行く前に、買ったものに着替えるのも目的で、ゲイバーによって、ドラァグのショーを見たが、そのことも私のトランスフォーメーションを促した。
ドラァグキングって、ある意味、普段の私みたいだ。レズビアンに混じっていたクラブ好きのタチのチャラいバイヴって、逃れようがなくない? それで、髪も限りなく短くしている。なぜ、ステージでまで、やらねばならんのだ。
レズビアンのキングの皆さんは、普段やらないようにしてるので、あえて、やりたいんじゃないか? トランスマスクで、男のクサイ感じのバージョンをやる好きなキングがいるけど、変形よね。
ジャニーズとタカラヅカの男役って、ある意味、キングと連なる何かよね。すっごい好きだけど、アタシは距離を取りたいのよ。
トランスフォーメーションするのと関連して、朝からまだ悩んでいるのは、ドラァグのキャラはどうするべきなのかということ。
私の憧れのドラァグレスクダンサーは、男性以上に男性的なのに女性器の持ち主である意外さを、ゲイ男性に対してアピールしてモテる、というキャラだと思う。めちゃカッコいい。称号は、フロアファッカー。床とやってるように踊るから、かね。
そうだった、プロテイン買うんだったと思い出したけれど、アジア系の私はそこまで身体は大きくならないだろうし、同じことするのはホントに好きじゃないし、誰とも重ならないことを選ぶ人生だし、本当にどちらか分からない、のが良いかなと思う。プリンスの女性身体版みたいな。日本ならジュリーの女性身体版? なんだか、だけど心なんてー、お天気で変わるのっさー、って歌っていたお姉さんを思い出したけど、もっともっと筋肉質で、非常に男性的に見えるんだけれど、もはや、なんだか、よく分からないみたいな具合の感じに、仕上げればいいんじゃないと思ったのだが。
一回しか見てないんだけれど、ゲイの細マッチョきれい系が、ほとんどナチュラルメイクだし、そのままのキャラで華麗なダンスを繰り広げて、男に流し目を送りまくるというドラァグ?が居て、それのジェンダーを意味不明にした感じのやつ。
って、見ないと何も伝わらないと思うけれど、アタシ的な記録です。ごめんなさい。
ともかく、女装して踊るけど、脱ぐと男性のきわどい下着を着けているってのが良いだろうと、思うことにもして、下着を変えることにした。
そういう風に、自分対しても、理由がたくさん必要。自分がそうではないことを突きつけられ、苦しみ、なんとか受け入れ、あがき、苦しさは無くならないけれど、しかし何とか折り合いを付けて生きる。そういうサバイバル。トランスとは何かと聞かれたら、今はそう答えたい。
だから、息をしているだけで、大変だ。
やってみないと分からない。
私が、いくらインタビューしても、インタビュー相手の気持ちとか、思いとか、苦しみとか、そういうものを一切書いてこなかったのは、やらないと分かりようがない、と分かっていたから。どんなに批判されても、博論の最終評価で、その点でマイナスになっても、やらなかったのは、分かったふりして書かれるのが、どんだけしんどいかと思ったから。それが、私にとっての研究倫理。
そして、日本はトランスにとって死ぬほど辛い国で、私はダークスキンだったりの、もろもろが重なって、もはや殺されるところだったから、日本から逃げてから、やっとトランスし始めた。そういうトランスの人生を、私は生きている。
トランスマスクとして、生き直している。人生のセカンドチャンス。日本では叶わない第二の人生。自分らしく自分のしたいことをして生きる、そういう人生を、私は今、やり直している。
写真は、@junction
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