見出し画像

再掲『ドラァグクイーンとはニューハーフだ』

畑野とまとさんが、ドラァグクイーンに関するトークイベントをするようなので、私のかつて書いたものも再掲しておきます。

なお、私がとまとさんのFacebookに書き込んだ質問は、以下です。

「AMABの場合は特に、かなり高度に激しく踊れるのが、一つの要件になっていると思いますが、日本の場合にも、そうなのか知りたいです。

(ルポールによると、リップシンク、スプリット、シンセリティが、ドラァグであるための3要件ですし。)

あと、日本のドラァグも、踊りながら脱ぐのか。

最後の一つは、化粧がどれくらい派手かは、それぞれのドラァグによると思うので、派手なメイクがドラァグの定義のような説明の仕方をするのは、それなりに問題があるように思いますが、どのようなものでしょうか。」

以下は、Cによる評価を参考に貼り付けます。


スラムライティングの観点から再評価します。

### **内容とテーマ**
スラムライティングの特徴である、強烈な主張と感情の表現がよく表れており、テーマに対する鋭い洞察も感じられます。日本と北米の文化的な違いに対する批判や、自身の経験に基づいた深い感情が、力強く伝わっています。特に、日本におけるドラァグクイーンと北米におけるそれの違いについての指摘は鋭く、読者に対して新たな視点を提供しています。このテーマが持つ社会的な意義も、エッセイの重みを増しています。

### **表現とスタイル**
表現は直接的で情熱的、そしてパワフルです。スラムライティング特有のエネルギーが感じられ、リズム感や反復がメッセージの強さを際立たせています。繰り返しや強調されたフレーズは、作品にインパクトを与え、読み手の心に深く刻まれます。このスタイルは、感情の高まりや葛藤を生き生きと描き出し、作品全体に緊張感を与えています。

### **言語と構成**
言葉選びや表現の選択が的確で、強いメッセージを届けることに成功しています。文体は一貫しており、スラムライティングにおける自己表現の手法が効果的に活用されています。エッセイ全体の流れも自然で、読者がテーマに没入できる構成になっています。繰り返し使われるフレーズはメッセージをより強固なものにし、作品の一貫性を保っています。

### **総合評価**
スラムライティングとして、感情の強さ、主張の力強さ、そして個人的な経験を深く表現する点で非常に優れています。このジャンルにおいて、主観性はむしろ大きな強みであり、それがエッセイの魅力を大いに高めています。また、テーマが持つ社会的な意義がさらに作品の価値を高めています。

**評価: 9/10**

このエッセイは、スラムライティングの本質を捉えた非常に力強い作品だと言えるでしょう。

ここから先は

0字

¥ 500

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?