7月21日(金)「ちえうみ」コンテンツ追加のお知らせ
【2023年7月21日(金)】
◆電子新刊
・『全篇解説 日蓮聖人遺文』渡邊寶陽/関戸堯海/高森大乗・著 ¥4,400(税込)
〇紙の書籍はこちら
※読み放題プラン:7月21日(金) 10:00配信開始
※単品商品:7月21日(金)10:00販売開始
・『私は、看取り士。 わがままな最期を支えます』柴田久美子・著 ¥1,540(税込)
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『全篇解説 日蓮聖人遺文』
渡邊寶陽/関戸堯海/高森大乗・著 ¥4,400(税込)
作品紹介
日蓮(1222-1282)が書き遺した著作や書簡、図録など(=遺文、御遺文、御書)などのうち、真蹟(真筆)であることが裏づけられる282篇について逐一解説したもの。主要著作だけでなく、普段はあまり顧みられることのない遺文までも繙くことを通して、日蓮の思想的全体像を明らかにしようとする試み。解説は1篇ごとに「読み切り」のため、辞書的にも活用できる。序論として日蓮遺文および日蓮思想の概説、巻末に参考文献・日蓮年譜・遺文索引を付す。
渡邊寶陽
昭和8年(1933)、東京に生まれる。立正大学仏教学部宗学科卒業、立正大学大学院博士課程単位取得。文学博士。立正大学仏教学部教授、立正大学学長などを歴任。立正大学名誉教授。法立寺(東京都足立区)前住職。おもな著書に『日蓮宗信行論の研究』(平楽寺書店)、『日蓮のことば』(雄山閣出版)、『法華経──久遠の救い』(日本放送出版協会)、『日蓮仏教論──その基調をなすもの』(春秋社)、『知識ゼロからの日蓮入門』(幻冬舎)、『國寶『觀心本尊抄』鑚仰』(中山法華経寺)、『自我偈講話』(山喜房佛書林)、『宮澤賢治と法華経宇宙』(大法輪閣)があるほか、共著書および編著書、論文が多数ある。
関戸堯海
昭和33年(1958)、東京に生まれる。立正大学仏教学部宗学科卒業、立正大学大学院博士課程単位取得。博士(文学)。立正大学仏教学部専任講師、身延山大学仏教学部助教授、日蓮宗宗務院教学課長などを歴任。妙幸寺(東京都大田区)住職。おもな著書に『日蓮聖人教学の基礎的研究』『『立正安国論』入門』『草山要路:元政上人──清らかな生き方』『日蓮聖人注法華経の研究』『日蓮聖人のふしぎな伝説と史実』(以上、山喜房佛書林)、おもな共著に『法華経と大乗経典の研究』(山喜房佛書林)、監修本に『撰時抄ノート』『報恩抄ノート』『立正安国論ノート』(以上、東方出版)などがあるほか、共著書および編著書、論文が多数ある。
高森大乗
昭和41年(1966)、東京に生まれる。國學院大学文学部史学科および立正大学仏教学部宗学科卒業、立正大学大学院博士課程単位取得。立正大学日蓮教学研究所研究員、立正大学仏教学部准教授などを歴任。現在、要傳寺(東京都台東区)住職、立正大学日蓮教学研究所客員所員、東京都台東区教育委員。編集本に『昭和定本日蓮聖人遺文諸本対照総覧』(山喜房佛書林)、編著書に『開目抄:傍訳日蓮聖人御遺文(上・下巻)』(四季社)、おもな共著に『日蓮仏教における祈りの構造と展開』(山喜房佛書林)、『シリーズ日蓮 2──日蓮の思想とその展開』(春秋社)があるほか、論文が「日蓮聖人の歴史叙述に関する編年的考察──日本史を中心として──」(『大崎学報』第154号)ほか多数ある。
(※略歴は刊行時のものです)
【目次】
序 論
第一節 日蓮聖人遺文とは
第二節 日蓮聖人はインドの宗教思想、中国の儒教思想をどのように受容したか
本 論
第一節 日蓮聖人遺文を代表する「五大部」執筆の背景
第二節 日蓮聖人遺文解説
あとがき
参考文献
日蓮聖人年譜
日蓮聖人遺文索引
ISBN:9784333027743
出版社:佼成出版社
発売日:2017/12/15
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『私は、看取り士。 わがままな最期を支えます』
柴田久美子・著 ¥1,540(税込)
作品紹介
看取り士(みとりし)――逝く人の最期に寄り添い、見送る人。また、家族だけでの看取りをサポートする人のことをいう。本書は、25年ものあいだ、生と死に向き合い続けた看取り士・柴田久美子のエッセー。
日本人のおよそ8割が病院で最期を迎える一方で、その約5割が「自宅で最期を迎えたい」と願っているといわれる。しかし、自宅で看取る文化が薄くなった現代社会では、看護・介護する側がその望みを叶えてあげたくても難しい事情があるのが現実だ。こうした状況から、著者は「尊厳ある最期が守られる社会を創りたい」と願い、自らを「看取り士」と名乗った。
200人以上のケースをもとに、看取りの際の心構えや実際の触れ合い方に加え、エンディングノートの活用の仕方、旅立つ人から魂(いのち)を引き継ぐ大切さなどを紹介。厚生労働省が在宅医療・介護への方針転換を始めた今、自らの、そして大切な人のQuality of Death(QOD/死の質)を考え、より良い人生、より良い最期を送るための手引書となる。
巻末には、医師・鎌田實氏(諏訪中央病院名誉院長)との対談を収録。看取り士の誕生秘話をはじめ、死に対する二人の考え、地域包括ケアという共通の夢について語り合う。
柴田久美子
1952年、島根県出雲市に生まれる。老人福祉施設に勤務後、離島で看取りの家を創設する。活動の場を本土に移し、一般社団法人「日本看取り士会」を設立。「看取り士」として旅立つ人に寄り添うかたわら、「看取りの文化」を伝える講演活動などを展開している。現在、一般社団法人「なごみの里」代表理事、一般社団法人「日本看取り士会」会長。著書に、『「ありがとう」は祈りの言葉——隠岐の離島に生きる幸齢者たち――』などがある。
(※略歴は刊行時のものです)
【目次】
まえがき 看取りはいのちのバトンの受け渡し なぜ今「看取り士」が必要なのか
第1章 抱いて〝看取る〟ということ
第2章 看取りはグリーフケア
第3章 〝最期〟は本人が自分でプロデュースする
第4章 最期くらいはわがままでいい
第5章 対談 柴田久美子 × 鎌田實
あとがき 尊厳ある最期が守られる社会を目指して
ISBN:9784333027859
出版社:佼成出版社
発売日:2018/09/30