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Uh-LaLaリリースイベント誤当選事件についての考察(H27/8/3)

sphereさん17枚目のシングル、vivid brilliant door!のリリースイベントの当選発表が遅れている。誰がなんと言おうと遅れている。だからという訳ではないが敢えて今、Uh-LaLaリリースイベントについて振り返りたい。

06/23(火)思わぬ誤算、誰も気付かなかった伏線

この日、豊崎愛生さん13枚目のシングル、Uh-LaLaが店頭に並んだ。リリースイベントについてはいつもの都内某所が7/16に予定されていたが、いつもと違うのはその前の週に行われるタワーレコード渋谷店でのインストアイベントであった。困ったのはその抽選方法で、タワーレコードの特定店舗においてシングルを1枚購入するごとにガラポンであったり、箱から引いたり、とにかくその場での抽選となる。これには非常に頭を悩まされていて、必然的に「イベントへ参加したい層」の購入枚数が増えてしまい、B賞某所案件のハードルがどこまで上がるかを読みづらくさせていた。ただこれは単に、のちに私の怒りが増した伏線にすぎない。(なお、私は2枚予約して2枚とも当選していることを申し添える)
正確には24日発売日であったか記憶にないが、公式サイトで「封入応募用紙のURL表記」に誤りがあったことがアナウンスされた。

2015年6月24日発売 豊崎愛生「Uh-LaLa」CD封入応募用紙のURL表記に誤りがございました。
【誤】https://sphere.m-rayn.jp/dashboard/answers/harukariskland/new
【正】https://sphere.m-rayn.jp/dashboard/answers/uhlala/new
お買い上げいただいたみなさまにはご迷惑をおかけし申し訳ございません。
今後とも豊崎愛生を宜しくお願いいたします。

いま振り返ると、これが事件の伏線だった。だが当時も、今でさえもこの件についてあまり注目されていないのは不思議である。

6/24(水)mocoとかいう謎アプリにsphereさん参戦

これは本件とまったく関係がない。

可愛い。

06/25(木)次週、おかえりらじおにゲスト登場

豊崎愛生さん「ジャッジメントですの」

可愛い

07/09(木)豊崎愛生さんの挑発

すーぱー名曲 片想いのテーマを最前列で聴けた(整理番号は3番であった)私は、ほとんど満足していた。「実は来週もリリースイベントがあってー」という豊崎愛生さんに、まだ当選発表来てないんですけど……なんて言えなかった。東名阪ツアーについては「大丈夫だよー当たるよー」、びぶどのリリイベについても「800人でしょ? 当たるよー」と我々を挑発する豊崎愛生さん、確かに、ほんとはヒマワリが似合うような女性ではないのだろう。

07/13(月)事件当日……リリイベ3日前

遂に事件が起きてしまった。私としてはイベント1週間前に当落が出ていない時点で事件だと思っていたが、想像以上に事態は深刻であった。

241 よだれむしさん sage 2015/07/13(月) 17:22:55 ID:Siw6/BxQ
リリイベ以外で申し込んだ人もリリイベ当選で
代わりにリリイベ積んだ人が落選してる謎システム

13日月曜日、聞いた話ではお昼すぎから「当選メール」が発送された。これが、のちの「誤当選メール」である。Twitter上で確認できたのは、「C賞ポスターに応募したつもりだったけど間違えてB賞に応募したみたい……まあいいや行けそうだからせっかく当たったんだし行こうかな」といった類の発言である。当然あるいは地方在住の方を始めとして平日夕方なんて行ける訳がないという人たちの発言も確認されたが、なんにせよ「システムの不具合よりも自分の応募ミス」を疑う人が多かった。それくらい、信じがたい事件であった。もっとも、その後のスタッフの対応の方が信じがたいことばかりであったが。

07/14(火)公式サイトにて「お詫び」の報告

14日火曜日、チャージ730を観て、コンビニでvivid brilliant なんとかを受け取って出勤した。その時点で、少なくとも豊崎愛生さんの避難所では、応募していないB賞の当選報告についてのツイートが相当数確認されていたことから、当然運営はなにかしら対応を迫られるという見方であった。午前中までに、下記に抜粋して引用するような公式サイトからのアナウンスがあった。

昨日、7月13日(月)正午に、6月24日発売の豊崎愛生シングル【Uh-LaLa】購入キャンペーン内B賞(リリース記念イベントご招待)の当選案内を対象者にお送りいたしましたが、弊社スタッフの選定ミスにより、一部、B賞以外の賞をご希望の方に対して、B賞の当選案内をお送りしていたことが、一部のお問い合わせにより判明いたしました。

改めて振り返ると、非常に問題のある記述である。「一部」という表現が同じ文中で繰り返されているが、本来この「誤当選メール」は「一部」に送られたものではない。「全部」が誤りである。これについてはイベント当日の代表取締役の発言についての項で詳述する。

一度ご案内いたしました当選メールでございますので、メールを受け取った皆様への当選権利のはく奪等をすることは決してございません

一連の運営の対応で、この点だけが唯一評価できる。もし、「誤当選メール」を送信した直後に気付いていれば「先ほど送ったメールは誤りで、無効とします」といった対応も可能であったが、これだけ時間が空いてしまってからすべて抽選やり直しではあまりに印象が悪すぎる。なかなか狭いハコで豊崎愛生さんの単独イベントに参加できる機会は少なく、そういったイベントに「純粋に新曲が聴きたくて限定版あるいは通常版を1枚だけでも買ってくださるライト層」を招待できることは、それ自体は素晴らしいことである。問題は、それに伴い「少なからずスタッフのミスの影響を受けた被害者」への対応があまりにもお粗末だった。

また、B賞を応募いただいた皆様からの再抽選を行いますので、当選対象者様には、追ってご案内をする予定です。
この度は一部のお客様にご迷惑おかけしましたこと深くお詫び申し上げます。

「お詫びのご報告」としていながら、本来の「被害者」に対しては上の1文のみである。「ご迷惑をおかけ」した「一部のお客様」を運営は完全に取り違えていた。

【追記】
なお、CD封入応募にご応募頂いた全員の皆様に、お詫びとして特製暑中見舞いをお送りいたします。
また、誤った当選メールが届いてしまったお客様には、豊崎愛生直筆サイン入り暑中見舞いをお送りいたします。

そのことが如実にわかるのが、この追記である。「誤った当選メールが届いてしまったお客様」は、B賞リリースイベントに参加するか、元のA・C賞の当選権利を残すかを選べるばかりか、「直筆サイン入り暑中見舞い」までもらえるのである。強いて言えば「びっくりさせてしまった」点ではお詫びすべきかもしれないが、それは上記であれば「特製暑中見舞い」で充分だったのではないだろうか。これは恐らく運営以外であれば(豊崎愛生さんを含め)誰もがわかっていることと思うが、本来の「被害者」は「誤当選メール」のキャンセル枠の中でしか抽選に参加できず、繰り上げ当選も叶わなかったB賞応募者である。なお、私はその「再抽選」の結果、このお知らせが掲載された14日19時過ぎに当選メールを受け取っているので本件の真の「被害者」ではない。

07/16(木)代表取締役の謝罪、豊崎愛生さんの笑顔

運命の当日を迎えた。当日座席抽選についてはスタッフもなにがいけないのかわかっていないようだから一つだけ書くと、危機管理能力が足りていない。本件に関して、運営には様々問い合わせのメールがあったはずだ。その文面から、こいつはマークした方がいいと思わなかったのか? なんのために本人確認をしているのかを、どうしてスタッフがわかっていないのか。私は4列目であった。なんとか表彰式を除けば都内某所でこんな前だったことはない。それを心から喜ぶ訳にもいかないまま、イベントの開始時刻となり、代表取締役が登場した。

(脚注:本イベントの冒頭における代表取締役の挨拶には、公式サイトに載っていない情報が含まれていたのは確かであったが、その後もお知らせは更新されないので私の記憶、Twitterでの検索、及び2chがソースとなる)
代表取締役「B賞に応募された方で既定の人数(400名)が当選している」

数分に渡る本件についての経緯(原因の詳細は触れられていない)と謝罪があったが、私がみる限りで多くの人は端的に言って上記の一文の内容で納得したようである。確かに、再抽選で「B賞応募者(誤当選の抽選に参加できなかった人)」から400名が繰り上がっていれば文句はないが、1部で確認できた最後尾は210番。会場の都合から2部も同じとすれば当初400名に加えて20名しか増えていない。あれだけ誤当選の報告があって、結果20名しか参加していないということがあり得るだろうか? そこから先は後の項で考察したい。
運営の対応でもう一つ評価すべき点があった。豊崎愛生さんにブログで謝罪させたのは0点だが、本イベント中で一切このことに触れなかったのは大正解である。一体どんな気持ちでこのイベントに臨めばいいか、本人が出てきてからもしばらくモヤモヤしていたが、豊崎愛生さんの笑顔に救われた。豊崎愛生さんが笑ってくれれば、それでよかった。

考察①……ブログでの謝罪について

当日、豊崎愛生さんが出てくるまで私を悩ませていた(あまり正確な表現ではないが、適当な言い回しが思いつかない)のは、各種宣伝がある際にしか更新しない豊崎愛生さんオフィシャルブログにおいて、本件についての謝罪が掲載されたのである。

とにもかくにもまずは
今回のキャンペーンに応募してくださったすべてのみなさま
戸惑いとモヤモヤした気持ちにさせてしまって、、、ほんとうにごめんなさい。

時系列的には、午前中に「お詫びのご報告」が出され、16時半頃に【追記】、そして18時前に当該ブログが更新された。運営のミスを本人に謝罪させることには当然批判も多く、その一方で「あきちゃんも運営と一緒に考えた案」として「あまりに強引」でありながらもこれが「幕引き」だと受け止める向きが強かった。

そして明後日のリリイベに参加してくださる予定のみなさまに
楽しい時間をお届けできるよう、がんばります。

この言葉は、当時の私の心をあまりにも抉った。直筆暑中見舞いをもらえる「驚かせてしまったみなさま」でもなく、「参加してくださる予定のみなさま」でもない(繰り上げ当選メールが来たのはその1時間後である)私は、もはや眼中にない存在なのであった。

考察②……代表取締役の説明について

今回の事件にどれだけの人数が巻き込まれたかわからないが、当日のこの説明をもって「幕が引かれた」ことになっている。果たしてそうだろうか。

B賞 リリース記念イベントご招待(2015/7/16(木) 場所:都内某所) 400名様

これは応募用紙にも、公式サイトにも未だ記載が残っている。恐らくは、「B賞応募者(誤当選の抽選に参加した人を「含む」)」と考えた場合に、結果の数字は400名を満足しているのだろう。すなわち「誤当選メール」が来た人の中にはB賞に何口か応募している人(その人たちにとっては「意外な当選」だったと私は考えるが)が一定数いたのは紛れもない事実であるが、その人たちと、B賞だけを申し込んだ人たちとでは明らかな不公平が生じている。代表取締役の説明を「キャンセル枠が(増員分=約20名と併せて)400名あった」と解釈している人が多いようだが、それでは誤当選の報告数と比べれば繰り上げ当選の報告数が少なかった(これは私が受けた印象だが)のと辻褄が合わない。運営が当日参加者の内訳を公表しない限りはすべて推測でしかないが、最低でも2度の抽選が行われたのが現実であり、そのうち何回抽選に参加できたかによって「当選確率」に差がつくことは少し考えなくてもわかることである。
一度最後まで書き上げてから改めてネット上での意見を読んでみると、「キャンセル枠だけが再抽選の対象とは明記されていない」といった解釈もあるのだと知った。これはすなわち、「誤当選メール」は既定の400名に送られた訳ではないとする仮説である。非常に興味深い考え方だが、これはあまりにも運営に対して失礼である。さすがに、定員の400名に対して200名しか当選メールを出していなければ、気付くだろう。もし600名に出していたらどうなっていたのか。「送信先(あるいは抽選対象)」を誤っていたことに気付くまで多少の時間がかかるのはわかるが、整理番号まで記載していて「送信件数」も把握できないようなポンコツ運営とはにわかに信じがたい。また、数えていないが「誤当選」の報告はTwitterだけでも100件はあったことから、13日正午の時点で400名に連絡がいっていたと考える方が自然である。

納得できないことまとめ

そもそも件のリリースイベントから2週間以上経ってこんなことを考えているのは、どうしても腑に落ちない点があるからである。大きくは下記の2点である。
・なぜ豊崎愛生さんは誤当選者に「直筆」暑中見舞いを送るのか
・そもそもなぜ本件はイベント後に炎上しなかったのか
以下は大いに私の勝手な仮説であることを予め断っておく。

仮説①……豊崎愛生さんは天使ではない

誰もが疑問に思った「直筆」暑中見舞いを送る相手、私の印象では、「それはあきちゃんも考えた案だから」と、もはや誰に送るか以前に「気遣い」であったり「優しさ」の表れと受け止める人が多かったように思える。よってそれはむしろ運営と相対的に本人の評価が上がったと考えるのである。だが私は納得できない。豊崎愛生さんほどの「聡明な」女性が、そもそも謝罪すべき相手を取り違えるだろうか? 豊崎愛生さんは多忙であり、運営は無能である。非常に極論であるが、例えば会議室で下記のようなやり取りがあったとしたら。

(脚注:根も葉もない私の想像であり、ただ、こうでも考えないと豊崎愛生さんほどの「頭のキレる」女性が本件のような対応を了承すると私は思えないのである)
豊崎さん「(こっちは忙しいんだけど……)で、どうなってんの? どうするの?」
スタッフ「(本件について要領を得ない説明)それで、お詫びに直筆の……」
豊崎さん「はあっ?!(←机を叩く)ふざけんなよ、お前らが書けよ。ブログの文章もよろしくね」
スタッフ「はい……」

なお、「直筆サイン」の価値についてうんたんする意図はまったくなく、本人が書いていようが、マネージャーが書いていようが「直筆サイン」として届いたものはすべからく「直筆サイン」である。

仮説②……「抽選」とはなんなのか

本件は、想像以上に深刻な事態だったにもかかわらず、想像以上に燃えなかった。それは恐らく、どんな「抽選」が行われたかはわからないが、「当然リリイベに参加できる程度に積んだ層」に、当選漏れがなかったという、ただそれだけなのだろう。うまく表現できないが「当たらなかったら運が悪かった」と考えることのできる層だけが、「抽選」の結果、落選した。その「落選者」の中には、「本来B賞応募者で400名抽選していたら当選していた人」が少なからず含まれているのではというのが私の代表取締役の話の受け止め方であり、私以外の人はそう受け止めていない、それが本件が炎上しなかった理由である。

おまけ……システムの不具合はどこまで深刻か

代表取締役の話では、詳しい原因の話はなかった。「システムの不具合」や「スタッフのミス」といった抽象的な表現にとどまっていたように記憶している。
ところで、正直言って、実はUh-LaLaさんのリリースイベントは9枚しか積んでいない。もともとタワレコで6枚くらい買わないと当たらないような頭があったから、ソフ・メイト・とら・ゲマズで2桁は買う計算だった。それが最初の2枚で当たってしまったために、どう考えたか覚えていないが、悩みに悩んで、9枚で当たると結論が出た。私はこれだけ考えて(それだけしか買わなかったけど)応募したのに、どうして応募してもいない人ばかりが当選するのかというのが、怒りの発端ではあった(もっとも、それ自体はまったく大きなボリュームは占めていない)。
そのシリアルを9枚すべてPCから応募してしまった後、私はどうしてもXperiaさんに壁紙を持ってきたいと考えてしまった。でもPCはつけたくない。以前のミューレモバイルであれば使用済みIDを入力すれば壁紙だけもらえたはずだが、新しいポータルにはその欄がなかった。私はなにを思ったか……一度使ったIDで、同じコメントをコピーして応募フォームに打ち込んだ。すると、「受付完了」と出て、壁紙はDLできるし、まったく同じ「受付完了メール」も届いた。
後日検証すると、Uh-LaLaのシリアルで、びぶどの応募フォームも通ったし、りばーすでぃも通った。それどころか、デタラメな文字列でも弾かれないのである。この長文において最後にして唯一の有益な情報をせっかくなので書いておくが、「(少なくとも現時点までのポータルリリイベ応募フォームは)その場で誤ったシリアルを弾くことができず、親切にも応募完了メールまで届く。よって一文字でも間違えていると無効なシリアルで応募していることに一生気付かない恐れがある不親切なシステムになっているので、どうか細心の注意を払って入力していただきたい」ということである。
話によれば、「誤当選者」は「はるかりすくらんどの応募者」から抽選していたのでは? という仮説もあるようである。なるほど、応募用紙のアドレスが間違っていたのはこの伏線ということである。
どのキャンペーンに応募した人かもわからない? 入力したシリアルが正しいものかもわからない? ようなでーたべーすから、果たして「運営」はいかにして8/16のリリイベ参加者を「抽選」するのであろうか。

【当選発表】
2015年7月31日(金)~予定

当選メールが、待ち遠しい。

【再掲:2015年08月03日(月)に前ブログで投稿】
http://kpbpawa.wpblog.jp/2015/08/03/Uh-LaLaリリースイベント誤当選事件についての考察/

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