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さて皆さんキュウリは好きですか?

この記事で分かること
・キュウリのカロリーや栄養素
・シトルリンについて

ということで、今日はキュウリについてやっていこうと思います。キュウリのカロリーと栄養、機能性についてお話していきます。
まずキュウリは1本の重量は大きさによりけれではありますが、約100g程度であるので、今回はキュウリ1本で摂取できる量として進めていきます。

カロリー・栄養素

では先ずカロリーから行きましょう!
キュウリ1本のカロリーは約14kcalとなります。キュウリはそのほとんど約95.4%が水分の野菜になります。なので低カロリーなのも納得です!
次にたんぱく質、脂質、炭水化物の含有量は、それぞれたんぱく質1g、脂質1g、炭水化物3gとなっており、炭水化物の内食物繊維は1.1gとなっています。食物繊維の含有量は少なく、付け合わせとしてスライス3枚摂取した場合は、12~15gとなるので最大で約0.17g程度の食物繊維の摂取となります。

次にキュウリのミネラル類についてです。               キュウリはカリウムを比較的多く含んでおり、成人男性の摂取基準である3000㎎の1/15である200㎎含んでいます。そのほか、マグネシウム、リンなどのミネラルも微量ながらに含んでいます。
最後にビタミン類になります。                      ビタミンは特にビタミンK、ビタミンCの含有量が比較的多く、キュウリ一本当たりビタミンKは34㎍、ビタミンC14mgとなっています。ビタミンKでは
1日の1/5程度摂取可能です。

とは言ってもキュウリに含まれるミネラルもビタミンも微量であることは変わりないので、あくまでの付け合わせとして摂取し、ほかの食材による栄養素の摂取が必要です。

シトルリンについて

さてキュウリはLシトルリンという成分を含有しています。シトルリンはスイカから発見された成分で、その名前もスイカの学術名からとられています。このLシトルリンはアミノ酸の1種であり、摂取したシトルリンは体内にてアルギニンに代謝され、その後NO(一酸化窒素)が産生され、体内にて様々な効果を発揮します。シトルリンから代謝、産生されたNOは血管拡張作用や、動脈硬化予防、冷え性の体感での改善効果、体温上昇効果があるとの報告があります。スポーツをされる方では、L-シトルリンは体内でアミノ酸“L-アルギニン”に変換することにより、栄養素供給の最適化,直接的な筋肉タンパク質合成活性化などの作用があります。またL-シトルリンとリンゴ酸の化合物に関する研究では、L-シトルリン が運動によって生じる乳酸やアンモニアなどの廃棄副産物の除去をスピードアップするとともにエネルギー生成を促進したという報告があり、つまり疲労回復の効果、パフォーマンス改善効果が認められています。さらにLシトルリンはNMF(天然保湿因子)の一つであり、肌の保湿効果があります。さて様々な効果があるシトルリンですが、実は食事からの摂取のみでは研究レベルの摂取量を補うことは困難です、シトルリンの摂取目標量は800㎎とされていますが、含有量の多いとされているスイカでも180㎎/100gとされており、キュウリには5~10㎎/100g程度しか含有されていません、そのためキュウリでシトルリンを摂取しようとすると80本程度食べる必要があります。ここではそんな成分も含んでいると思っていただければ幸いです。

さていかがだったでしょうか。キュウリ、シトルリンについて理解が深まりましたか?世界一カロリーの低い果物としてギネスに登録されているキュウリですが、前述の通り様々な栄養素を微量ながら含んでいます、そんな機能もあるのかと思いながら旬な季節であるいま、食卓の色どり、付け合わせとしてキュウリを楽しんではいかがでしょうか。

まとめ
・キュウリ1本当たりのカロリーは14kcal
・キュウリにはミネラル、ビタミンを微量に含んで
 いる
・シトルリンは体内でNOに変換され、血管拡張など 
 の作用いより、動脈硬化の予防効果がある。また
 疲労回復やパフォーマンス改善効果や、NMFとし
 ての美肌効果あり。

本日は以上になります。失礼します。

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