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【脂肪】が身体に与える影響


🧬脂肪の役割
▪︎活動のエネルギー源になる
▪︎皮下脂肪となり臓器や身体を守る
▪︎ホルモンや細胞膜などの構成材料
▪︎脂溶性ビタミンの吸収を助ける
▪︎脳細胞の神経線維を守る
▪︎褐色脂肪細胞は代謝をコントロールする

など、私たちが生きていく上でとても大事な役割をしています。

しかし摂取しすぎると、太る、健康に悪い、と言った良くないイメージの通りに働いてしまいます。

まずは脂肪がどのように体脂肪へと変わるのか…

🧬脂肪の運命
食べ物で取り入れた脂肪は、体内で膵臓から分泌される酵素の働きで分解され、小腸から細胞に吸収されます。
その時に細胞内のタンパク質も一緒に結合され、一つの複合体になります。
その複合体はリンパを辿って心臓へ流れ、全身を巡って必要な場所に送られます。
筋肉に届けばエネルギーとして使われ、残った複合体は脂肪細胞に届き中性脂肪(体脂肪)として貯蔵されます。

この時に体内に糖質が多く存在することも体脂肪が増える原因になります。
理由は2つ。

☝️糖質がエネルギーに変換される途中で、大量に生産された化合物が脂肪と結合し脂肪細胞に送られるから。
✌️血糖値を下げるインスリンは脂肪を合成する酵素の働きを助けるから。

こういう理由からも、脂質と糖質を大量に同時摂取すると良くないと分かります。

では貯蔵された体脂肪を分解するには…

🧬分解のメカニズム
脂肪細胞の中にあるHSLという酵素が中性脂肪を分解→脂肪細胞の外に放出→体内のミトコンドリアに運び込まれエネルギーを生み出す→脂肪が燃焼される。という流れです。
この中性脂肪が燃焼し尽くされれば体脂肪は減少しますので、その為にまずは中性脂肪を分解するHSLという酵素の働きを活性化させることが大切です。

HSLを活性化させるホルモン
❶アドレナリンや交感神経を刺激するホルモン
⇨【運動】すると分泌されます。
❷成長ホルモン
⇨【睡眠】により、最も多く分泌されます。

⚠️反対に、インスリンはHSLの働きを抑えてしまいます。

このように運動と睡眠は体脂肪を減らす働きをしますが、逆を言うと運動不足、睡眠不足は体脂肪を増やす働きをします。

そんな脂肪ですが、私たちが生きていくうえで大切な役割も果たしてくれていますので、完全に脂肪を取らないという事ではなく、うまく脂肪と付き合っていかないといけません。
次回は脂肪の種類や、何を選ぶのか、摂取量の目安などをお伝えしていきます(^^)

美と健康の近道はちょっとした意識をコツコツと積み重ねる事🐢🐾
皆様の毎日に、笑顔と快適が増えますように🕊️✨

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