今だけじゃない ④
自分はどうだろ?
人を非難する時、自分はどうだろ?って考えてみる。
たとえば、不要不急の外出自粛の今、外出する人や営業しているお店を多くの人が非難する。
非難する人はこう言う。
「命を守るため」
「感染を防ぐため」
「こんな時に遊ぶなんて」
「みんな我慢してるのに」
気持ちはとてもよくわかる!
だからこそ、人を非難する前に考えてみる。
『自分はどうだろ?』
私の外出は誰がみても必要なもの?仕事は?
人を非難する時、自分の事は棚に上げる。必要なものだと理由をつける。
では、私以外の人の外出が不要不急だって、どうしてわかるの?その人にとって大事なのかもしれない。
他人を非難したり、コントロールすることは自分も覚悟をもたないといけないね。
それに必要な外出だろうと、不要不急の外出だろうと、感染のリスクは同じ。必要な外出なら人に感染させることがない、というわけではない。
本気で感染を恐れるのであれば、自分がいっさい外出しないこと。それならば、外で感染することも感染させることもないし、誰が外出しようと自分には関係ないからね。
こういうことは、やっぱり今だけじゃない。
普段から、人の事を非難する時は自分の事は棚に上げていることが多い。
人に対して不満を持ち非難するのは、自分の心を守る自己防衛の本能でもあるのかな?
それから、不公平だと感じる時。
私はこんなに我慢してるのに…こんな感情から家族の間でもトラブルがおこることがある。
なぜ我慢してるのか?本当に必要な我慢なのか?我慢することを決めたのは誰?
意外と自分の問題だったりする。
人を非難したくなったり、辛くなったりするほどの我慢は、そもそもの我慢する原因になにか問題があるんじゃないのかな。
…と非難したくなる、我慢している自分に言ってみた。
ただ…政治の批判は別!
他人事ではなく当事者だからね。
黙っていることは賛成と同じ。投票に行かないのは勝ったところへ間接的に投票していることになる。
反対の意思表示をするには、投票することと声を上げることだけだからね。