【人生を変える副業講座】 起業三原則を知っておるかな?
ふだんから起業やら副業についていろいろ語っているこのnoteですが、基本的には
「副業しなさい!でも起業は慎重に!」
というスタンスの小塚井呉也であります。
副業と起業はよく混同されるし、スタートアップとして重なる部分ももちろんあるのですが、ちょっとしたツボというかポイントがあるので、それをお話します。
ビジネスや商売というものは、3つの要素で出来ているなんて言われたりします。
「商品」「顧客(集客)」「販売」
なんてのは古典的な理論。
売るべき商材があって、需要があり顧客を集めることができ、かつ販売するルートや手段があること、なんてのが教科書的な正解ですが、実はこのことは大企業でも「わかっちゃいるけどなかなかできない」ものでもあります。
たとえばネット通販。商品も顧客もいるけれど、宅配や運送の業者さんが滞ると一気に痛手をこうむってしまいます。
あるいは、スマホ向けの液晶や太陽光パネルを作っていた会社でも、ちょっと需要が狂えば(顧客が減れば)、もう倒産、ということだってよくある話です。
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ですが、まあ今回はそのお話とはちょっと視点を変えてみましょう。起業を志した者が、押さえておくべき
起業三原則
について、説明してみたいと思います。そして、今日これをお読みになったあなたには朗報!
なんと起業三原則を知ると、
「あれ?これは起業をやめておいたほうがいいのかな?」
とか
「これだったら起業じゃなくて副業がいいんじゃないかな?」
ということを自動判定できるので、たとえば、いきなり仕事を辞めてしまうような
リスクの大きい人生大バクチ
を実行してしまわなくて済む、という大メリットがあるのです。
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では、肝心なその中身にいってみましょう!
1) したいこと
2) できること・やれること
3) 需要があること
起業にとって大事なのは「自分がやりたいと思ったことで、やれる方法や手段を持っていて、かつ需要があること」になります。たったそれだけ。
ビジネス・商売の三要素・三原則に比べると、「顧客・需要があること」だけは同じ意味ですが、もうちょっと
「あなたのモチベーション寄り」
になっているかもしれません。
さて、第一に重要なのは「あなたが”したい!”と思うこと」です。
ぶっちゃけですが、「したくもないことを起業までしてする必要はない」というのが大前提です。
あなたは今会社員として「自分の意に反して仕事をして、お金をもらう」行為を続けているかもしれませんが、そこから脱するには、とにかく
「自分のしたいことをする」
以外にはありません。ですから、「したいことがある!」ことは大事です。
第二は、「それが実行できる手段や環境がある」ということです。手段や環境がないのに、自分がしたいことをするのは、最終的には苦痛を伴います。
「借金をしてでも、環境が整う。誰かに依頼してでも、実行できる。」のであればまだマシですが、そうでなければもうこの時点で頓挫が見えています。
それがないなら、最低でも、妻子と離婚してしまうぐらいのことは、起こってしまいます。
第三は、「需要があること」。これはビジネス三原則でも登場したくらい、大事です。すごく平たく言えば、毎月20万円なり30万円なり売れる需要がなければ、どんなに素晴らしいアイデアやあなたの熱意があっても
た、食べてゆけない・・・。
からです。
この段階で、「実際に顧客がいるかどうか、需要があるかどうかなんてわかんないよ!→だからとにかくやってみる」という思考パターンを持つ人もいるかもしれません。
これは、ある意味で素晴らしく、ある意味でドツボです。まさに天才とバカは紙一重!というところ。
もしかすると、大ヒットするかもしれないし、半年後も「なんで売れないのかわかんないよ!」と言い続けているかもしれません。周囲からすれば、けっこう見ものですね。
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まあ、そんなこんなで「起業し、食べてゆくために結局大事なのは需要があるか、顧客がいるか」だけなのですが、そこで救いがあるのが
「したいことがあって、できるのであれば、それは副業にピッタリだ!」
ということです。需要が「食べてゆけるほど」なくても、副業であれば、あなたの自由自在にしたいことができます。
ですから、起業や副業を考えている人は、ぜひ、この点を一度じっくり考えてみてください。