【男性必見】妻にお小遣いを上げてもらうための家事道 第1歩:皿洗い
妻からの家事に関する不満を解消し、お小遣いをアップしたい世の男性に向けて、その解決法を提案していきます。
さて、前回の記事で、
「妻にお小遣いを上げてもらうためには家事をする」
と言いました。まずあなたは何から手を付けるべきなのか。これはもう答えが決まっていて、「皿洗い」です。
消去法で考えるべきなのですが、普通に家事を挙げてみると、洗濯、掃除、料理・・・などいろいろ出てくると思います。
しかし、家事には妻のルール・前提が決められていることが多く、洗濯であれば何をまとめて洗うのか、何は乾燥までOKで、何は水洗いで、何がドライクリーニングなのか。
掃除であれば、何をどこに片づければ良いのか。
料理については、そもそも料理なんかしたことねーし!って感じですよね。
ありがちな失敗としては、
妻のルール・前提を破ってしまい、妻には「なにこれ、私の邪魔をしてるの?嫌がらせなわけ?」とキレられ、
あなたは「なんだよ、せっかく手伝ってんのにさ!」とふてくされてしまい、
逆にお小遣いダウンの危機にさらされるという事案が数多く報告されています。
なので、そんなルール・前提が比較的緩い「皿洗い」がベストなのです。皿さえ洗えばよい。皿の置き場所も大体わかるでしょう。
そして皿洗いって毎日のことで、妻はかなり負担に思っています。
とはいえ、あなたはこういうでしょう。
「皿洗いなんてメンドクセーし。やってらんねー」と。
いつもの私であれば、
今からそいつを、これからそいつを殴りに行こうか~Yah Yah Yah~(by チャゲ&アスカ)
って感じのテンションになって拳をあなたに突き上げてしまうところですが、今回はあなたの気持ちはよくわかります。わかりますとも。
私も仕事でクタクタになりながら家に帰って、皿なんか洗えません。
そりゃそうです。ではどうすればよいか。結論を言います。
食洗器を買いましょう。
・・・はい、もう、私の役目は終わりました。
「食器の洗い方」なんて偉そうなことを予告しておきながら、こんなもんですよ。三行革命ですよ。
これ以上書くことはないのですが、もしかしたらあなたはこういうかもしれません。
「そんな金ねーし」
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
ないないないない。それはないってば。
まず、食洗器を買うお金はあるはずです。
きっと、おっしゃっていることは、そんな大金を食洗器なんてもんに使えないと。
妻が許可するはずがないと。そういうことですよね。
いいでしょう。いったんアグリーします。
しかし実はこれ簡単です。明確な回答があります。よく聞いてください。
あなたの次のボーナスを全額突っ込んでください。食洗器に。
今、きっとあなたは何かを喚いているのでしょう。でも私には聞こえません。
なぜならば自分の耳を塞いでいるからです。
そしてイヤホンでYah Yah Yahを聞いているからです。
通常ボーナスは一部を家族全体のこと(旅行とか)に使い、残りを妻・夫の特別小遣いにすることが多いのではないかと想像します。
私が声を大にして言いたいのは、そのあなたの特別小遣いを全額食洗器に突っ込めということです。妻の特別小遣いは、そのまま妻に上げてください。
わかります。わかります。言いたいことはわかります。いいでしょう。いったんアグリーします。
しかしこれ、かなり高い確率であなたの特別小遣いは返ってきます。
ポイントは”次の”ボーナスを使うことです。(今であれば、夏のボーナスあたり)
”次の”ボーナスを先払いで利用させてもらうのです。
自分のボーナスを使うということで、具体的に覚悟・本気を見せることができます。
しかも家族のために自分のボーナスを突っ込むという。これはもう愛です。
ここまでの覚悟を見せられたら、妻も反対はしないでしょう。
そしてあなたは、食洗器設置場所を妻と一緒に決めて、寸法を測り、Amazonでワンクリック注文するのです。きっとパナソニックの食洗器でしょう。ついでに、設置工事もお願いしておきましょう。
ここまでくると、きっとあなたはウキウキしてくるはずです。自分のボーナスを突っ込んでいることなんて、もう忘れてしまっています。
食洗器が到着します。設置業者のおじさんが頑張って設置します。おじさんの足が臭いことなんて、全く気になりません。
その日の夕食はマーボー豆腐です。
あえてお皿についたタレを水に流さず、そのまま食洗器に入れるという暴挙に出ます。
もし汚れが落ちなかったらどうしよう。と不安に思いながら、それでもなおパナソニックの技術力を信じます。
洗剤を入れ、震えた手で食洗器のスイッチを押します。グオーンという、予想より大きめの音にビビりながらも、平静を装い、テレビのスイッチを付けます。
池上彰がニュースの解説をしています。
ピーピーピー
彼の仕事が終わりました。
おもむろにゆっくりと立ち上がり、キッチンに向かいます。1つ深呼吸し、ゆっくりと扉を開けます。
すると目の前に広がるはホワイトブレス。雪原のごとき白。
すべすべの手触りと、清潔な香り。
あなたの口から思わずこんな言葉が漏れます。
松下幸之助先生。やはりあなたは神様だ。
・・・
いかがでしょうか。これがビジョンです。
妻はあなたに感謝するでしょう。
私は言いました。高い確率でボーナスは返ってくると。
そう、あなたの覚悟は、妻の胸を打ち、
きっと次のボーナスは上乗せされた形で返ってくるはずです。
妻の笑顔とともに。
次回は「掃除機のかけ方」についてです。お楽しみに!
ではまたっ!