横浜鶴見の町洋食「レストランばーく」【サンプルケース遺産7】
京浜工業地帯の胃袋を支えてきた大衆洋食
JR鶴見駅高架下、昭和の大衆洋食「レストランばーく」は創業50年の店で鶴見周辺京浜工業地帯の労働者や地元鶴見大学の学生に親しまれてきた店。
学生街にはこうしたボリュームメニューの大衆洋食の店が今だに親しまれていることが多い。
ファサードはというと、よく見ると瓦の庇があるのが興味深い。色落ちした内照式の店名看板も味わい深い。
インテリアはオープンキッチンがチラ見え。白いレースがついたテーブルクロスは本格洋食を思わせる。木製の年季が入った椅子がかなりいい感じ。
サンプルケースはメニューサンプル以外は置いていない、凛とした正統派の佇まい。手書きのぶっきらぼうなお品書きもいい。
今回は、メニューも魅力的なので実食あり。
キタナシュランやマツコの知らない世界でも紹介されたという、爆盛りのハムカツが有名だけど、人気のカツカレー900円を注文。むむ、このカレーはスパイスが効いた本格スパイスカレーじゃないか!美味い。キャベツにかかるサウザンドレッシングも手作り。
揚げていない唐揚げ、トマトライスカツ、海老唐揚げ(フライではない)など興味深いメニュー多し、再来訪あり。
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