#18 白衣の天使な自分が好き|わたしが看護師を続ける理由
私は東京都内で、訪問看護ステーションで勤務している30代の看護師です。
看護師って、需要のある手堅い職業だと思っているけど、なるまでもなってからも大変!
私は医療業界以外で働いていたこともあるので、看護師になってから医療業界のブラックさは痛感しています。
そりゃあこんなキツイ仕事、新卒で辞めるわ~って思いますもの。私も新人時代を振り返ると、よくやったわと思います。
同じことをもう一度やれと言われたら絶対嫌ですね。
今でも、「あー、仕事行きたくねー。」と思う日も3カ月に1回くらいあります。
そう感じる理由はいろいろありますが、今回はそこに触れていたら10000文字くらい書けそうなので止めておきます。
でも、
立派な良い仕事なんですよね、看護師さんって。
なんたって白衣の天使なんだから。
私は、体力もメンタルも絹豆腐なのでフルタイムでの看護師は無理だけど、週3~4日でゆるく続けています。
別に世間のイメージほど高給取りでもないですし、「行きたくねー。」って思う日もあります。
それでも今でも私が看護師を続けているのは、私なりにしっかりとした軸があるからなんです。
それは、看護師で働いている自分が好きだから。
理由は,本当にこれしかないです。多分これがなければとっくに離脱してますね。
患者さんに「ありがとう~あなたで本当に助かった。」と言われる瞬間の自分が好きだし
「丁寧に優しく教えてくれたから、上手くいきました」と笑顔で成長を報告してくれる後輩がいる自分が好きだし
「今日、8件も回ったわ。」と達成感に浸っている自分が好きだし
「最近、忙しそうですけど大丈夫ですか?」と周囲を気遣える余裕のある自分が好きだし
なんか、ナルシストみたいになってきましたが。
「この人と一緒にいる自分が好き」とか「この集団に所属している自分が好き」とか「この仕事をしている時の自分が好き」など
自分が自分を好きと思える瞬間って、見方によっては、結構大切な価値観のひとつだと思うんです。
そういえば昔、元恋人と別れる時に「この人といる私、嫌いだな。」と思ったことがありました。
逆に言うと私が誰かと別れたり、その場から離れたりするのは「自分が嫌い」になった時なのかも。
話が飛びましたが
逆に私、看護師でいる時以外の自分に本当に自信がない。自己肯定感ゼロ。だから看護師でいる自分にこだわっているのかもしれません。
看護師でいる自分が好きだということは、看護師が私に合っている職業だと思うから。
これが、私が看護師を続ける理由です。
今日も大変な一日だったけど、私が看護師として関わった人たちが少しでも心地よく眠ることができるなら、大変な一日でも良かったかな。