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#64 都内おすすめスポット|BUNDAN COFFEE&BEER


東京にもあったんだ
人工的な音のしない場所。

思わず、福山雅治さんの「東京にもあったんだ」を口ずさみそうになりました。


そう、東京にもあったんです。
人工的な音のしない場所。(2回目)

どこかというと、こちら。

目黒区駒場公園敷地内、日本近代文学館の中にあるブックカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」

大都会東京にいるくせに、人込みが大の苦手の私が惚れた「コーヒーを飲みながらぼーっとできる場所」

いつものセンスのない写真と共にレビューします。


ブックカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」


目黒区駒場公園敷地内にある日本近代文学館。日本初の近代文学総合資料館として、近代文学に関する資料が多く展示されています。

アクセスはこんな感じ。
・駒場東大前駅 徒歩8分
・東北沢駅 徒歩10分
・代々木上原駅 徒歩12分

公園内 銀杏の絨毯


その資料館の一角にあるカフェ。
「カフェ」というか「喫茶店」という表現の方がしっくりくるのは私だけでしょうか。

店内には約2万冊の書籍があり自由に閲覧可能です。

古いものに見向きもせず、誰もが泥舟から逃げるように 新しいものへと群がっていこうする現代。 本質を見極める力であったはずの「文学」が、今までになく “見えない”時代になっています。

本質とは時代を遠経だてても変わらない大切な気持ちであり、 われわれ人間の、不変の感動する「こころ」のこと。
そんなこころに響く数々のものを置いていき、 新しい文学の道標となるべき場所を目指すことを目的に 「BUNDAN COFFEE & BEER」は始まりました。

マニア垂涎の稀少本から日本文学史を彩る名作まで、 店内には約2万冊の書籍があり、どの本も閲覧が可能です。 気になる一冊を手に、 現代の「文学」をお楽しみください。

公式HPより

やはりキーワードは「文学」
私自身も最近、伊集院静さん著『ノボさん』を読んだばかり。正岡子規と夏目漱石の物語です。
これが想像以上に面白くて、明治時代の文学を築いた著名人たちの歴史を深く知るのも良いなあなんて思っていたところ。

文豪や文学作品にちなんだメニュー

店内のメニューもなんだか、有名な作家や文学作品になぞらえる名前が……。

私がよくいただくのは「シェイクスピアのスコーン」
コーヒーは「芥川」


ちなみにコーヒーの種類は他にもいろいろ。
・芥川(芥川龍之介)…ブラジル
・敦(中島敦)…モカジャバ
・鷗外(森鴎外)…マンデリン
・寺山(寺山寅彦)…エチオピア

奥ゆかしい店内と開放的なテラス席

店内は本でびっしり。2万冊の本が壁一面にある割にはごちゃごちゃ感を感じさせない雰囲気。店内もとても良い雰囲気なのですが、私のお気に入りはテラス席です。真冬の今は遠慮したいところですが、昼間だと日当たりも良くておすすめです。公園の敷地内にあるということもあり、人工的な音が一切しない。自然な緑と風が心地よい。


都会初心者の私にとっては、こんなに音が静かなカフェを見つけられたのはは初めてでした。いつもランチ時を避けて行くので、そこまで混んでいるタイミングに遭遇したこともなく、年齢層も若すぎず良い。

個人的には普段、某有名コーヒーチェーンも好きでよく利用します。ただ、ガヤガヤしていたり時の流れが速く飲み込まれそうになるんです。人込み苦手族からすると、時間帯を考えて行かないとドッと疲れる場所でもあります。

なので私にとって、こちらのBUNDAN COFFEE&BEERは仕事もせず、読書でもしながら考え事をしたい時に利用する場所です。

東京にもあったんだ

東京にもあったんだ。
人工的な音がしない場所。(3回目)


福山雅治さんの『東京にもあったんだ』
調べてみたら、『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』主題歌だったんですね。

ドラマは見ていなくて、昔原作を読んだ覚えがありますが詳細な内容までは覚えていません。
今思うと、このタイトルの「時々、オトン」っていう失礼な気がするけどでも父親ってそういう立ち位置だよね
みたいな何とも言えない絶妙な表現、最高ですよね。


以上、
東京にもあったんだ人工的な音がしない場所。
ブックカフェ「BUNDAN COFFEE&BEER」のご紹介でした。


ありがとうございます。お勉強の息抜きコーヒーをいただこうと思います☕️