目隠ししたまま世界を歩かされているような感じだものね。
大学時代に学んだ知識が血肉になりすぎて、それが血肉になる前の、全然知識がない状態でそれまで生きていたことにビビった時の気持ちを忘れていた…。
そう、私たちは地図もなく世界に放り出された生き物なのです。
大学は世界の地図を大雑把にではあるが学べる場所なのです。
目隠ししたまま世界を歩かされているような感じだものね。
それってめっちゃ怖いよな。
小説から地図の断片を得られたとしても、全体像がわからないと不安なのはわかるよ。
その恐怖を忘れていた。
なんてこったい。