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あなたはどんなひと?

自己紹介。
あなたは「どんなひと?」と聞かれたら何と答えますか?

よく考えると、
あなたは「なにをしているひと?」
という会話が多い
ように思います。

自己紹介ではまず所属や職業の話が多いし、友だちに友だちを紹介するときも、「〇〇さんは…」
・どこに住んでいて
・どこで働いていて(仕事はなにで)
・趣味は●●
みたいに、「なにをしているか」がメインになると思います。

「何をしているか」はすぐ言えるけど、
「どんな人か」って言われると難しくないですか…?

懐かしのプロフィール帳

思い返すと、小学生の頃流行った"プロフィール帳"にも他者紹介的な感じの項目があった気がする。
●●ちゃんは元気な人、明るい人、優しい人、おもしろい人、まじめな人…
これも「どんなひと?」の回答ではある。けどちょっとざっくりしすぎている感。

(きっと実家にまだ置いてあるであろうプロフィール帳。開けるの怖い。たぶん、私は元気とか明るいとか言われていたと思う。)

Doの肩書き、Beの肩書き

『Beの肩書き』ってご存知ですか?
地域を旅する大学「さとのば大学」の副学長やNPOグリーンズ理事を務めていらっしゃる兼松佳宏さんが提唱されているもの。
今ここで書いたたように、「副学長」や「理事」の肩書きは"なにをしているか"を表した、Doの肩書き。自分を表す肩書きとして、Do≒仕事だけでなくて、どんな存在なのか?を表すBeの肩書きもあるよねというお話。

「beとしての肩書き」とは何か? それは、自分が貢献できる価値の源となる働きのこと。普段はdoとして「記者」をやっている人は、もしかしたらbeの部分は「冒険家」かもしれない。「冒険家としての記者」と「医者としての記者」と「詩人としての記者」では、書き上げる記事は違ったものになるだろう。

ちなみに、greenz.jp副編集長のスズキコウタくんは「音楽家としての編集者」で、PLAYLISTなど彼ならではの言葉がアイデアや考え方の源になっているのが伝わってくる。そういう瞬間、僕はうれしくなる。

もちろん本来は、beも小説家でdoも小説家の人が、小説家として大成するのだろう。しかし、すべてのひとがそうなれるとは限らない。でも、卑屈になる必要はない。「小説家としての建築家」「小説家としての保育士」がいたっていいと思う。その時点で、「小説家になりたい」という夢はある意味叶っている。

上記リンク先『doとしての肩書き、beとしての肩書き』より抜粋
https://greenz.jp/2017/07/26/as-do_or_be/

2017年、2020年にこの『Beの肩書き』のワークショップに参加させてもらったことがあって、自分で自分のことを考えてみたのですが、いまだにしっくりきていない。(その時は、"冒険家"や”カフェオーナー”という言葉が残ったはず。惹かれるけど、自分に当てはまるかといわれるとしっくりこない。)

やっていることが多すぎて絞れない、「doの肩書き(今の自分の肩書き)」に何だかしっくりこない、という読者のみなさんにお届けする「これからの働き方、生き方」をめぐる連載企画です。

上記リンク先『doとしての肩書き、beとしての肩書き』の冒頭文。

あああああまさにこれ~私のこと。

Doの肩書きとしては鍼灸師が1番分かりやすいけれど、それだけじゃないし、「なにをしてるひと?」も「どんなひと?」も全然まとまらない。

ついついやってしまうこと

才能研究を軸に、プロデュースやスクール、研究事業を行っているたかちんこと佐野貴さん曰く、

才能="ついついやってしまい、やってよかったと思えること"

才能研究の出発点 #研究コラムVol.1

とのこと。
"才能"という視点でも、「どんなひと」は表現できそうな気がする。
私はこの株式会社TALENTが主催するタレントプレナーに参加して、才能をいかして事業をつくることにトライしてみた。(※起業はしていないけれど自分のサービスを持っている。)まず自分の才能と向き合うフェーズで「ついついやっちゃうこと」を考えた。

これは1つではなくていくつもあるし、その時々で発揮される才能かどうかは変わってくるけれど、ざっくり言うと私は
ついつい
・チームや目の前の人に、自分が貢献できることを考えちゃう(今足りてないことを補おうとする目線で)
・すぐやってみる、やりながら変えたり必要なスキルを身に着けたりする
あたりが才能の一つ。

この才能は自分の「欲求」と紐づいていて、私の「欲求」には
・「好き」な人やチームに貢献したい/参加したい/応援したい
・「好き」なことで満たしたい
があるので、大前提「好き」があるかどうかで才能の発揮度合いは変わってくる。

「好き」は私の中で大きなキーワードなので、「どんなひと」に一歩近づきそうだぞ。

〇〇しすぎる

最近、「U-29.com」運営会社である株式会社ユニークを共同創業された山崎さんのお話(「ユニークネスの見つけ方、育て方」)を聴くことがあった。

その後の山崎さんと行ったワークショップには参加できなかったけれど、参加した人から聞いた話だと<〇〇しすぎる>を3つ出すと、そのひとの"らしさ"が見えてくるヒントになるだそう。

それを聞いた時に思い浮かんだのは
・好き嫌いがはっきりしすぎている
・好きでしか動けなさすぎる
・じっとしてられなさすぎる

あ~……なんてゆう人間だ。(笑)
特に、3つ目を出すのにちょっと時間がかかった。だいたいみんなそうらしく、絞り出した3つ目が本質に近いらしい。

あ~~~~~
じっとしていられない=すぐ何かをしてしまう、多動、いろんなことに取り組んじゃう、ということなのですがまさにさっきの

やっていることが多すぎて絞れない、「doの肩書き(今の自分の肩書き)」に何だかしっくりこない

なことを表しているよ…。
じっとしていられない人です。あぁ、うん、間違ってない。

一言で表すのは難しいけれど。

人はいろんな肩書や顔を持っているものだから、関わる人によって「どんなひと」に見えているかは違っていると思う。
だから、すべてを表す簡潔な一言はなかなかないだろうけど、「どんなひと」という切り口で人を紹介できる人になりたい。「何をしてる人」だけじゃない見方で、一人の人間として相手を見て、見てもらえる関係性を築きたいなと思う。

ということで、「あなたはどんなひと?」のこたえはまだ出ていないけど、これからこのテーマでの会話を増やして、今年を振り返るときにはなにかしら紹介できるようにしたいと思います。話してみたい人がいたらぜひ…!!

#あなたはどんなひと #肩書き #才能 #Beの肩書き #自己紹介

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