「ちょっと助けてあげるか」になるための、当たり前のこと。
いまから、めちゃめちゃ当たり前のこと書きます。
最近生活していると、後輩から就活相談を受けることがあります。
偉そうに聞こえるかもしれないけど、
「なんか話していて気持ちいいなぁ」「ちょっとでも力添えしたい」
と思わせられる後輩が何人もいるわけで。
自分にはない能力だから、本当に尊敬します。
逆ももちろん。(人間だから仕方がない。)
たしかに学生生活を振り返ると、サークルや部活動でも、
「先輩からめちゃくちゃ好かれる人」って必ずいました。
そういう人って、「時間割いてでもちょっと助けてあげるか」と先輩に思わせることが(意識的、無意識的あれど)抜群に上手く、結果的に競技力向上の一助になっている印象がありました。
この「差」は一体どこから生まれてくるのか。
「先輩から好かれる後輩ってどんな人だろう」
「好かれる」っていろんな意味があると思うけど、
今回は、『仕事/部活/サークルで、「時間を割いてでもちょっと助けてやるか」と先輩から思ってもらえる』という意味と定義して進めていきたいと思います。
今日のnoteはそれらについて個人の価値観含めてゆるーく書きます。
では、いきます。
1,「ありがとうございます!参考になります!」はヤバい
まず、「参考になります!」は絶対やめたほうがいい。これは僕も先輩から教わったことだけど、目上の人に「参考にします」は大変失礼で「勉強になります」の表現がベターであると指摘してくださって納得した覚えがある。注意したい。
次に、相手に長文で質問を送り、その返事がきた後の、「ありがとうございます、参考になります!」の短文返答は印象が悪いと感じる。
せめて、「○○さん、ありがとうございます。なるほどです、○○だと思ってたんですけど、△△ということなんですね。勉強になりました。」
のように、最低限の要点や得たことを付け加えた上でお礼を送ると印象が変わると感じた。
この二つは、実際に後輩と話す機会が増えてきて強く感じるようになった。
2、即レス
「この返事を溜めると相手の仕事が進まない」系のメッセージは即レスしないとマズイ。(プライベートでのお喋りメッセージはその人に任せる。)
正直、レスが遅くなる理由って何か特殊な事情がない限りほぼない。だからこそ遅いと相手にかなり迷惑がかかり、少なくとも印象は良くない。実際、「レスが遅い人は信頼できない」と仰る社会人の方は多い気がする。
3,名前で呼ぶ
当たり前すぎるから補足する必要もない。名前で呼ばれないと親近感わかないし、呼ばれすぎても不快にならない。
4,向上心を行動で示す
「もっと良くしたい」という意欲を示せるかどうか、も重要な要素。人間誰しも向上心がなさそうな人をアドバイスする気にはなれないし、「変わりたい」「もっと良くしたい」といったそもそもの変化への土台を持ってるけど、具体的な手段がわからず困っている人を手助けしたいと思うのでは。
5,自分なりに修正してぶつける
他者から頂いたアドバイスを基に自分なりに試行錯誤を繰り返しながら、再度修正したものを相手に持っていくこと、も大切にしたい。同じことを何度も聞かれると嫌になるし、変化していく姿を見せるほうが先輩も喜んでくれるのでは。高校のとき、貰ったアドバイスを噛み砕いて、だんだん上手くなっていく姿を先輩やコーチにみせたとき、物凄く喜んでくれた記憶がある。
6,ドタキャンはすべてを破壊する
体調不良など不測の事態があることを重々承知の上で言うと、ドタキャンはこれまで積み上げてきた信頼を一気に潰しうる相当リスクの高い行為だと個人的には感じる。「就活では親族が何人も〇ぬ()」と人事が言っていたが、ドタキャンはまじで笑えない。
7,最後に、今月のforbesにもこのテーマに関することが書かれてました。
顧客意識・他者意識を徹底する
上司も部下も同僚も、自分に関わるすべての人を「顧客」と考え、相手がしてほしいことを的確に捉える。受動的ではなく、能動的に喜ばせる。
<forbes今月号(no.67)から引用>
なるほど。
「顧客」っていう単語がすきではないけど、
どんな相手にも背負っているものがあるわけで、そう考えると適当なことはできないなと強く思う。何より、自分のためにならない。
以上、ゆるーく羅列してみました。
「ちょっと助けてやるか」になるためには、言語化が難しい部分含めてさまざまな要素が総合考慮されるわけで、今回はあくまでそのいくつかをピックアップしたものです。
春から働き始めても当たり前のことを徹底できるプロな人になりたいなあ
と思いました。