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【米国株6/19~6/23まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。

S&P500先物(週-1.45%)

週足

前週に4,500チャレンジが一歩手前で失速したが、利確売りの流れは今週も続いた。今週の下落は4,400で止まらず4,389まで下げている。
ただし出来高は少なく、本格的な売りには至っていない様子だ。

引き続き売りが続く場合はどのくらい掘るのかを見届けたい。まだフィボナッチ78.6%にも届いていないので、週足で見ると調整余地はまだ残っている。

4時間足

いつもは日足だが今回は4時間足のほうがわかりやすいので切り替え

今週の振り返り
4,500手前で止まって利確売りが前週から始まったが、今週は売りの流れを踏襲してほぼ売り優勢のまま進行した。右下がりの平行チャネルをほぼ崩すことなく反発も弱く下げました。

週末には水平線(黄)まで到着している。この水平線を下回ると、下落がより加速しやすい分水嶺となる可能性がある。EMA75と水平線が現時点ではサポートとなっているが週明けに結果が出るか。
現状はサポートラインとなるはずだが、下抜けるとレジスタンスラインに変わりやすいので注意。出来高が少ないゾーンなので、下抜けるとスルスル落ちる可能性も?

次週のシナリオ
①反転して上昇する場合
4,460
を超えてくると、4,500を再テストする流れへ。

4,500超えで上に続く場合は、22年3月高値4631.5が次の意識ライン。

②下落する場合
まずは22年8月高値4327.5が意識ライン。5月4日安値から引いたフィボナッチの61.8%にも当たるポイント。

上記を下回る場合は、オレンジ色のレンジが値止まりしやすい次の意識ゾーンになるかも。売りの強さに左右されるので、ここで値止まりするかは確認したい。

さらに下掘ると、4200の節目ゾーン(黄)あたりが押し目ポイント。ここまで落ちるには時間が必要と見えるが、Q2末のリバランスがどちらに傾くかによる。

MA200より上にあるS&P500銘柄

先週末61.03%➡今週末52.08%(-8.95pt)
上げた分戻して先々週末の水準。

ナスダック100先物(週-1.52%)

週足

ナスダック100先物は、前週に22年3月高値を達成した後、今週は利確売りが続き、下げ始めました。平行チャネルの内側に戻る動き。
22年3月高値超えの達成感から一旦は株価調整するようですね。

下げ続ける場合は、どこまで下がるかを見定めるターン。明確な値止まりする場所がわかりにくいので、ポイントポイントで確かめていくことが肝要かもしれない。

4時間足

いつもは日足だが今回は4時間足のほうがわかりやすいので切り替え

今週の振り返り
メジャーSQの利確売りから今週は下げ続けました。
黄色の長方形ゾーンが下値の意識される場所で、木曜日に反発ポイントとなった。このときはEMA75とも重なっているのでより意識されやすかったと見られる。

反発後は6月8日の安値から6月16日の高値まで引いたフィボナッチ78.6%まで戻したが値止まりして、反落して金曜日は引けています。

典型的なN波動(株価に沿った白ライン)を形成している途中で、現在3波動目を形成中です。
この3波動目が完成するかどうかで、次週の動きがまずは決まりそうだ。3波動目が黄色ゾーンを下抜けると、完成となって下げ方が強くなる可能性があります。

黄色ゾーンでもう一度反発して、3波動目を否定する流れもありえるので前半はとくに値動きを確認したい。

次週のシナリオ 
①反発して上昇する場合
再度、フィボナッチ78.6%(15072.5)をローソク足実体で上抜けることが条件か。

上抜け成功すると、前回高値の15,299を再テスト。

②3波動完成で下落する場合
N波動の3波動目が完成すると、下落加速に警戒。
どこまで下げるか幅感が難しいが、いくつかポイントを提案。

①オレンジ色の水平線(上)14672.5
②3月13日から引いたフィボナッチ78.2% 14524.1
③トレンドライン(白)14,300前後
④オレンジ色の水平線(下)14240.2

この短期的な下落をさらに続けていくなら、14,000の節目からフィボナッチ61.8%の13,915で値止まりするか確認となりそう。

MA200より上にあるナスダック100銘柄

先週末77%➡今週末69%(-8pt)
22年最高値まで下ってきました

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