【米国株2/12~2/16まとめ】CPI・PPIが予想を上回り、利下げ遠のく【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
2/13(火)
CPI、予想を上振れ
コアCPI前月比が上昇
2/15(木)
小売売上高、予想下振れで前月比マイナスに⬇
NY連銀製造業景気指数は予想上振れ⬆
失業保険、新規⬆・継続⬇
2/16(金)
PPI、予想を上振れ、CPIに続いて利下げを急がない見方を強める結果
バーキン総裁、CPIの結果が過去のインフレが持続的な低下を確信する必要がある発言を確認する上で朗報だったと発言
ボスティック総裁、夏から利下げ開始、今年は2回利下げの見通し
デイリー総裁、インフレ鈍化へのリスクを語り、まだやるべきことがあると発言
バーFRB副議長、商業用不動産ローンのリスクに最新の注意を払う
根強いインフレにより5月利下げ開始予想が6月に延期
CPI・PPIが予想上振れは、FRBの「利下げを急ぐ必要がない」という主旨の発言をサポートする見方となる。5月利下げ開始は確率が低くなり、5月は金利キープ、6月から利下げ開始に変化した。
10年利回りは上昇を続け、一時4.3%台
利下げ開始が遠のき、長期金利は上昇継続を示した。
実質金利は一時2%を上回る上昇
最新の数値は1.97%(チャートは1~2日遅れ)
そろそろ実質金利が株価にも影響しそう。
ドル円
ドルインデックスは61.8%戻しを達成後やや低下。ただ上昇トレンドはまだ崩れていない。
ドル円は151円近くまで上昇。2023年11月の高値に接近してきました。今週もドル高円安傾向が続いてます。
セクター
M7の下落が目立つ、テックはひと休みの週。
エネルギー、素材が堅調
各種指標
Fear&Greed Index
Extreme Greedキープ(前週78➡今週77着地)
週末に株価は下落してたが、F&GはギリExtremeGreedで低下していない。
Put/Call Ratio(Equities)
レンジ内推移で特に問題なし。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 93.77 ➡2月14日(水)時点 95.58
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
高値圏のレンジ内だが、火曜日にレンジ安値割れしてるので少し不安定な値動き。次、火曜日の安値を下回るなら下落の可能性も。
個別株の決算発表
ZI ズームインフォ
LSCC ラティスセミコンダクター
SHOP ショッピファイ
DDOG データドッグ
UPST アップスタート・ホールディングス
ABNB エアビーアンドビー
HUBS ハブスポット
AMAT アプライド・マテリアルズ
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます
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