【米国株11/20~11/24まとめ】参加者限定だがジリ高。PMIは雇用悪化の兆し【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
11/20(月)
バーキン総裁
米経済は依然として成長している。失業率はまだ3.9%で、インフレは落ち着きつつあるようだ。これらは全て良いことだ
しかし、仕事は終わっていない。従って、仕事を成し遂げるまで続けなくてはならない。どこに着地するか見極めることになる
インフレは頑強だと私はみている。それはより高くより長くの論拠になる
11/21(火)
中古住宅販売件数、予想を下回る低下
FOMC議事要旨
ディスインフレのプロセス継続や金融・信用状況の引き締まりを受けた総需要の鈍化、労働市場の需給バランス改善の度合いを見極める上で、向こう数カ月に入手するデータが助けになる
中長期債利回りの変動性が高まり得るほか、最近の上昇とその根強さの背後にある要因が不透明
参加者はインフレが過去1年間に減速したことを指摘しつつも、インフレは現在でもなお容認できないほど高く、委員会の中長期的な目標である2%を大きく上回っている
インフレが2%目標への道筋を明確にたどっていると確信するためには、さらなる証拠が必要になる
11/22(水)
失業保険、新規⬇・継続⬇
11/23(木)
米国休場
11/24(金)
米国市場は短縮取引
PMI速報値
総合 前回50.7 予想50.4 結果50.7⬆
製造業 前回50.0 予想49.8 結果49.4⬇
サービス 前回50.6 予想50.4 結果50.8⬆
総合PMI雇用指数が1.6ポイント低下の49.7
FF金利予想は長期化シナリオが再び織り込み
先週は3月利下げの織り込みが30%ありましたが、21%まで低下。
6月から利下げの長期化予想が今週は伸びている。まだまだブレるか?
金利はやや反発上昇へ
10月末から金利低下が続いていましたが、金曜日はやや反発して引けました。一過性なのか反発が次週以降も続くかはPCEの結果にも左右されるだろうか?
実質金利もやや反発
最新の数値は2.21%(チャートは1~2日遅れ)
ドル円は152円付近からドル安へ
ドルインデックスはフィボナッチ50%まで下がってきました。SMA200付近に着地。
ドル円はVWMA75付近で出来高を伴って反発、149.7円付近まで円安へ。
セクター
NVDAを足を引っ張る展開
ヘルスケアがアウトパフォーム
各種指標
Fear&Greed Index
Greedキープ(前週58➡今週68着地)
加熱してきましたね。
Put/Call Ratio(Equities)
レンジ推移で現状は安定
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 72.06➡ 11月22日時点 77.95(+5.89pt)
こちらも加熱してきました。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
窓埋めはせず今のところは上昇。元の水準に戻って今は問題なし。
個別株の決算発表
ZM ズーム
ADI アナログ・デバイセズ
NVDA エヌビディア
DLO ディーローカル
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇
ここから先は
¥ 300
次の記事を書く励み、定期的に更新するモチベーションになっています。 サポートしていただけたら、投資・チャート分析のインプットに役立てたいです。