【米国株11/27~12/1まとめ】パウエル発言でマーケット下支え。タカ警戒の市場はショートカバーか【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
11/27(月)
550億ドルの5年債入札は好調だったが、540億ドルの2年債入札は低調
新築住宅販売件数、前回 71万9000戸・予想 72万1000戸・結果 67万9000戸⬇
前回値は速報値75万9000戸から下方修正
原油は供給過剰のサイン
11/28(火)
ウォラーFRB理事、利下げに言及
ボウマンFRB理事、インフレ停滞の場合は利上げ賛成
11/29(水)
GDP改定値、前回4.9% 予想5.0% 結果5.2%⬆
個人消費 前回4.0% 予想4.0% 結果3.6%⬇
コアPCE 前回2.4% 予想2.4% 結果2.3%⬇
ベージュブック
消費者が価格に一段と敏感になったため、家具や家電製品のような裁量的アイテムや耐久消費財の売り上げは平均して減少した。旅行・観光業は概して好調だった
労働需要は引き続き緩和しており、回答者はレイオフや自然減による人員減少を指摘し、ほとんどの地区が雇用は横ばいか小幅な増加を報告している。しかし、いくつかの地区では、労働市場は引き続き「タイト」だと報告された。
11/30(木)
PCE、前年比は総合・コアとも予想一致、総合の前月比は予想下振れ
失業保険、新規⬇・継続⬆
デイリー総裁、「利下げを考えていない」
ウィリアムズ総裁、インフレ続けば再利上げもあり得る
12/1(金)
ISM製造業、予想を下回り、50未満の水準がつづく
グールズビー総裁が発言
パウエル議長、ハト寄り・タカ寄りにならないようなバランス取った発言
OPECプラス、自主的な原油の追加減産
FF金利予想は3月利下げシナリオの織り込み再開
3月利下げ予想は先週は低下していたが、今週55%まで織り込みました。2024年末には4.00~4.25%の予想へ。
金利は今週再び低下傾向へ
前週の金曜日にやや反発あったが、今週は前半から低下へ向かいました。2年利回りが急低下しています。
実質金利も低下継続へ
最新の数値は2.00%(チャートは1~2日遅れ)
パウエルの発言があった金曜日の低下が強めですね。
ドル円は146円台に下落
ドルインデックスは金利低下に伴いドル安を示したまま。円高・ドル安傾向が強まった週ですね(通貨強弱チャート参照)
ドル円は、ひさしぶりに平行チャネルの下限に到達しました。今週は出来高を伴って売りが強かったですね。
セクター
GOOGL・NVDA・METAのAIテーマで利確売りか
セクターでは不動産が強い週
各種指標
Fear&Greed Index
Greedキープ(前週68➡今週67着地)
キープし続けてますね
Put/Call Ratio(Equities)
レンジから下がっていってますね。週足レンジの下限に接近。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 77.95➡ 11月29日時点 81.38(+3.43pt)
高水準ゾーンへ到達してきました。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
HYGがずいぶんと強い値動きで、7月高値を上抜けた。
個別株の決算発表
ZS ゼットスケーラー
CRWD クラウドストライク
SNPS シノプシス
SNOW スノーフレーク
CRM セールスフォース
MRVL マーベル・テクノロジー
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇
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