【米国株9/5~9/8まとめ】ISMサービス上振れ、サウジ原油減産延長・価格引き上げでインフレ再加速懸念【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
9/4(月)
米国市場 休場
9/5(火)
ウォラーFRB理事、利上げ終了を示唆「差し迫って何かをする必要はない」
メスター総裁、「政策金利をもう少し引き上げる必要があるかもしれないことは十分に想像できる」「しかし、次回9月の政策決定までにはまだ時間があり、それまでに多くのデータと情報を入手できる」
サウジ、ロシアが原油減産を継続
9/6(水)
神田財務官、円安について「あらゆる選択肢排除せず」と口先介入
PMI改定値、予想を下回り低下
ISMサービス、予想を上回る
コリンズ総裁、金利ピークかもしれないがデータ次第でさらなる引き締めも必要との見解
アップル、中国の政府機関がiPhone使用禁止
サウジはアジア・米国向けの原油価格を引き上げ
9/7(木)
失業保険、新規・継続ともに予想を下回る
新規失業保険申請件数 前回 22.8万件 予想 23.4万件 結果 21.6万件⬇
継続受給者数 前回 172.5万人 (修正値171.9万人⬇) 予想 171.5万人 結果 167.9万人⬇
9/8(金)
卸売売上高、予想-0.2%に対して結果0.8%と上回る
バーFRB副議長、連邦機関の監督を受けないステーブルコインが、決済や価値保存の手段として普及する場合、金融の安定と金融政策、米国の決済システムに著しいリスクをもたらしかねない
投機筋のネットショートは横ばい
9/5時点ではロングもショートも先週よりやや減少
年内にFF金利5.5%に利上げする確率はやや上昇したが、5.25%維持のシナリオは継続
2年利回りも10年利回りも反発上昇
週前半は起債集中で利回り上がったが、週後半は30年利回りは落ち着き。起債ラッシュ影響とするなら、来週以降の経済指標で弱い結果が出てくると金利低下に向かう可能性があるか。
実質金利も上昇していたが、急低下していた期待インフレが戻ってきて、実質金利は前週末と変わらない水準に戻っている
最新の9/8数値は1.93%(チャートは1~2日遅れ)
ドル円は148円近くドル高・円安に向かった
ドルインデックスは、前週末の反発を継続してドル高水準を押し上げた。
ドル円は、水曜日の朝に神田財務官が口先介入し、一時はやや円高に向かうもドル高傾向は変わらず金曜日には147.8円で引けている。
セクター
米中関係悪化でAAPL/NVDAが売られる
各種指標
Fear&Greed Index
GREEDN➡NEUTRAL(前週56➡今週51着地)
先週GREEDに上がったが今週またNEUTRALに戻ってきている
Put/Call Ratio(Equities)
水曜日に瞬間的に上げているが週末には落ち着き。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 61.19➡ 9月6日時点 49.73(-11.46pt)
ポジションを削っている模様。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
今週も狭いレンジ内で推移しており、上値も下値も微妙なところ。
個別株の決算発表
ZS ゼットスケーラー
GTLB ギットラボ
AI C3.ai
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇
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