【米国株8/28~9/1まとめ】7月雇用者数は低下したが8月は雇用者数上振れ。賃金インフレの伸びは鈍化【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
8/29(火)
JOLTS求人件数7月、予想を下回る
消費者信頼感指数、予想を下回る
8/30(水)
ADP雇用統計、予想を下回り低下
Q2のGDP改定値は、予想をやや下回る
8/31(木)
PCE、概ね予想一致だが、前月比は小幅な上昇
失業保険、新規は予想下振れ、継続は予想上振れ
9/1(金)
雇用統計、失業率が予想上振れ、賃金インフレは予想下振れ
ISM製造業景気指数、予想を上回る
ボスティック総裁、高金利で同条件のリファイナンスが難しい、調整が必要
投機筋のロング・ショート両方ともやや増加
8/29時点ではショート積み上げのほうがロングより多くネットショート増加
FF金利5.25%を維持する確率が上昇し、元のシナリオへ戻る
2年利回りが低下
上げ続けてきた2年利回りが今週は低下。このまま下がるかはわからないが、もう1段下がっていくなら10年利回りもついてくるだろうか?
10年利回りは先週末より低下してるが、期待インフレが急低下したことで実質金利は先週末と横ばい
最新の9/1数値は1.92%(チャートは1~2日遅れ)
ドル円は147円を試す
ドルインデックスは、ドル高トレンド一服で今週押し目を作ったが、再び先週末と同水準まで上昇。
ドル円は、火曜日に147円まで一時上がったが、週を通しては短期レンジ内での値動き。金曜日は雇用統計の発表を受けて、144.4円をつける場面もあった。
セクター
今週もメガテックは堅調。
テック上昇の一方で、エネルギーや素材にも買い。
各種指標
Fear&Greed Index
NEUTRAL➡GREED(前週48➡今週56着地)
ひそかに強気にあがってます
Put/Call Ratio(Equities)
週末にかけて落ち着いてきました。今のところは問題なし。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 34.36➡ 8月30日時点 61.19(+26.8pt)
30日時点では先週の低下から前前週の水準まで戻して、買い戻しの傾向が見られる。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
相変わらずHYGはパッとしない動きだが、レンジ内の推移なので特に問題ない傾向が続いている。
個別株の決算発表
CRWD クラウドストライク
CRM セールスフォース・ドットコム
OKTA オクタ
S センチネルワン
MDB MongoDB
AVGO ブロードコム
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇
(明日投稿予定)
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