【米国株9/9~9/13まとめ】CPI・PPI通過、0.5%利下げを織り込む市場
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
9/9(月)
卸売売上高、前回 -0.6% (修正値 -0.3%⬆️)、結果 1.1%⬆️
9/10(火)
トランプとハリスの討論会
ハリスが優勢らしい
11月の大統領選挙までトランプとハリスの動向によりマーケットの動きも左右されやすい可能性があるので、しばらくは注視。
9/11(水)
CPI、前年比は総合⬇️コア➡、前月比は総合➡コア⬆️
NVDA ジェンスン・フアンCEO、ゴールドマン・サックスのテクノロジー会議で発言
需要は非常に高い。誰もが一番先になりたいし、誰もが最上位になりたがる。感情的な顧客が恐らく増えている。それは当然だ。緊迫している。当社は最善を尽くそうと努めている。
エヌビディアの次世代人AI半導体「ブラックウェル」に対しては旺盛な需要がある。ハードウエアの物理的な生産を外部に委託し、サプライヤーは需要に追いつくために最大限の努力で前進している。
企業には 「アクセラレーテッドコンピューティング 」を取り入れる以外に選択肢はない。
エヌビディアの技術の多くは自社で開発しているため、代替サプライヤーに発注先を切り替えることは可能だ。ただし、そのような変更は半導体の品質低下を招く可能性が高い。
(TSMCについて)当社ニーズへの対応能力と機敏さは、まさに驚くべきほどだ。TSMCが素晴らしいから、同社と取引するが、もちろん必要であれば、いつでも他のサプライヤーに切り替えることは可能だ。
9/12(木)
PPI、総合⬇️コア⬇️
前月比は総合⬆️コア⬆️
失業保険、新規➡継続⬆️
9/13(金)
輸出入物価指数、輸入⬇️輸出⬇️
ミシガン大学消費者態度指数・速報値、予想上振れ⬆️
前回 67.9
予想 68.5
結果 69.0⬆️期待インフレ率
前回 2.8%
予想 2.8%
結果 2.7%⬇️5年インフレ予測
前回 3.0%
予想 3.0%
結果 3.1%⬆️
利下げ予想は9月0.25%が55%、0.5%が45%と肉薄
来週のFOMCを控えて、市場は0.5%を再度織り込みました。FOMCで0.25%となるとタカ寄りな判断に見え、市場には影響が出そうですね。0.5%を催促する市場に対して、FOMCがどう決定するか楽しみです。
10年利回りは3.65%に低下⬇️
実質金利が1.58%に低下⬇️
最新の数値は1.58%(チャートは1~2日遅れ)
10年利回りより大きめに低下していますね。株価には好影響か
ドル円
ドルインデックスは上昇する局面もあったが週末引けはほぼ横ばい。
ドル円は140円台まで滑り落ちてきました。日銀が次、利上げ踏み切るのか、見送りするのか。通貨強弱チャートを見ると、円高傾向が強い。
セクター
今週はM7のリバウンド、半導体も回復しました。
エネルギー以外のセクターはすべて上昇でした。
各種指標
Fear&Greed Index
Fear ➡ Neutral(前週39➡今週49着地)
ニュートラルに回復。
Put/Call Ratio(Equities)
低水準な位置まで低下しており、今週は落ち着き。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 70.65 ➡ 9月11日(水)時点 71.93
若干の動きに留まっています。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
順調に上昇トレンドを続けており、HYGからはマーケットのアラートは無し
個別株の決算発表
ADBE アドビ
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます
次の記事を書く励み、定期的に更新するモチベーションになっています。 サポートしていただけたら、投資・チャート分析のインプットに役立てたいです。