【米国株6/10~6/14まとめ】FOMC通過。CPI/PPIのインフレ鈍化確認
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
6/12(水)
CPI、総合⬇️コア⬇️
FOMC
政策金利は据え置き
2024年の利下げ回数をわずか1回と予想
2%インフレ目標に向けては緩慢なる一段の進展がみられた。
6/13(木)
PPI、総合⬇️コア⬇️
失業保険、新規⬆️継続⬆️
6/14(金)
ミシガン大学消費者態度指数、予想下振れ⬇️
1年期待インフレ率➡
5年期待インフレ率⬆️
メスター総裁
インフレに対するリスクはまだ上向きだと考えている。
労働市場へのリスクは両方向だと思う。利下げを検討する前にあと数カ月は良好なデータを見たい。
インフレについてはこの2年で実に大きな進展を遂げた。依然として水準は高過ぎる。インフレが2%に下がる軌道に乗っていると確信するには、まだやるべきことがある。インフレ率が低下し、短期的なインフレ期待が低下し始めるという、良好なインフレ指標を今後数カ月にわたって見たいものだ。そうなって初めて、労働市場やインフレの動向といった、金利を引き下げるための適切なデータがそろったのではないかと考え始めなくてはならない。
9月・12月の2回利下げ予想へ
今のところは年内2回利下げを織り込み。FOMCは年内1回の利下げだが、市場は2回の期待値。CPIの結果は次回FOMCで反映されるだろうか。
10年利回りは4.2%に低下
実質金利は2.0%に低下
最新の数値は2.03%(チャートは1~2日遅れ)
10年期待インフレ率も大幅低下
ドル円
ドルインデックスは、金利低下だが上昇へ。
ドル円はドル高・円安に向かい、157円台へ。
セクター
生成AI関連に偏り、バリューが調整
各種指標
Fear&Greed Index
Neutral➡Fear(前週45➡今週38着地)
生成AIに偏った株高、債券とのリターン差など構成要素を見る限りではFearというのは実態を適切に表せていない可能性が高い。
Put/Call Ratio(Equities)
やや上がる日も増えてきたが今はレンジ内。今のところは問題なし。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 68.65 ➡6月12日(水)時点 86.3
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
窓を開けて上昇・下落しているがレンジ内の動き。今のところは特に問題なし。
個別株の決算発表
AVGO ブロードコム
ADBE アドビ
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます
次の記事を書く励み、定期的に更新するモチベーションになっています。 サポートしていただけたら、投資・チャート分析のインプットに役立てたいです。