【米国株8/14~8/18まとめ】夏枯れ相場。FOMC議事要旨2つのリスク。ドル高・実質金利高【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
8/15(火)
小売売上高、予想を上回る
個人消費の堅調さがうかがえる
NY連銀製造業、予想を大幅に下回る
高インフレの中、製造業が弱くスタグフレーションを示唆するような内容
フィッチが米銀の格下げを警告
売り材料にされた可能性がある
カシュカリ総裁、利上げ終了はもっとデータみたい
8/16(水)
住宅着工件数、145万2000戸で予想145万戸を上回った
ドル円が145円以上に上昇
FOMC議事要旨
インフレに著しい上振れリスクがあり、金融政策の追加引き締めが必要になり得るとの認識を大半の参加者は引き続き示した
経済活動は強靱(きょうじん)で労働市場も強さを維持しているものの、引き続き経済活動に下振れリスク、失業率には上振れリスクがあるとの見解が一部の参加者から示された
委員会が決定を行う上で、政策を不用意に引き締め過ぎるリスクと、引き締めが不十分な場合のコストとの間でバランスを取ることが重要だ
8/17(木)
フィリー製造業、予想を上振れ
NY製造業と逆に行きがちですね
失業保険、新規は予想下振れ、継続は予想上振れ
4週平均は予想上振れ
8/18(金)
恒大集団が米連邦破産法15条の適用を申請
米国市場への影響は軽微な模様
SQ通過
投機筋のショートが減少・ロングが微増の傾向が続く
ロング・ショートのネットはマイナス縮小を継続している
利下げは5月からの予想を維持
来年から利下げのシナリオは変わらず。
10年金利は4.1%台維持
短期金利は反応しなくなっているが、長期金利の上昇が継続しています。
実質金利は1.94%までさらに上昇
最新の8/18数値は1.94%(チャートは1~2日遅れ)
実質金利上昇の重石が効いてるか。
ドル円は前回高値145円を上抜けて146円に到達
ドルインデックスは、EMA200を超えて上昇。
ドル円は、一時146円を突破。木金で少し戻したが、ドル高基調が続く。
セクター
NVDAは反発。来週、決算に注目ですね。
ほかはどのセクターもリスクオフで下落。
各種指標
Fear&Greed Index
Greed➡NEUTRALに変化(前週66➡今週45着地)
Put/Call Ratio(Equities)
今週は吹き上がりましたね
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 65.49➡ 8月17日時点 59.87(-5.62pt)
低下は続く
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
だいぶ下がってきた。5/24の安値を下回らないかは要観察。
個別株の決算発表
DLO ディーローカル
A アジレント・テクノロジー
SNPS シノプシス
AMAT アプライド・マテリアルズ
BILL ビルドットコム
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇
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