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【米国株9/16~9/20まとめ】0.5%利下げを決定、住宅着工が好調な伸び

こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。


9/16(月)

  • NY連銀製造業景気指数、予想大幅上振れ⬆️

9/17(火)

  • 小売売上高⬆️コア⬇️


9/11(水)

  • 住宅着工件数、予想上振れ⬆️

  • FOMC、0.5%の利下げを決定

    • FOMCは政策金利を0.5ポイント引き下げることを決定した。

    • これにより、FF金利の誘導目標レンジは4.75~5.0%となった。

    • 利下げ決定は賛成11人、反対1人。

  • パウエル議長

    • 今回の決定は政策スタンスの適切な再調整により労働市場の強さを維持し得るとの確信の強まりを反映している。

    • ただし、0.5ポイントの利下げがFOMCの今後のペースだと想定すべきではないと警告した。

  • ドッツでは2025年に1%の追加利下げが予想される

9/12(木)

  • フィリー製造業⬆️

  • 失業保険、新規⬇️継続⬇️

  • 中古住宅販売件数、予想下振れ⬇️

9/13(金)

  • ウォラー理事

    • 0.5ポイントの利下げを自身が支持したことについて、好ましいインフレデータが理由であり、労働市場を巡る不安ではない

    • 私がやや懸念しているのは、インフレが想定以上に軟化しつつあることだ

    • 労働市場のデータが悪化する場合、あるいは誰もが想定していた以上にインフレデータが軟化し続ける場合は、より速いペースで行動する可能性もある


  • ボウマン理事

    • 政策金利の0.5ポイント引き下げは、金融当局がインフレとの闘いで早計に勝利宣言したと受け取められるリスクがある

    • 委員会の通常より大きな政策行動は、物価安定の責務における時期尚早な勝利宣言と解釈されかねない。

    • より中立的な政策スタンスに向けて慎重なペースで動くことが、インフレ率を2%目標まで引き下げる上でさらなる進展を確実にすると考える


利下げ予想は11月0.5%がやや優勢だが0.25%と拮抗

11月の利下げは0.25%と0.5%で割れているので、今後の経済指標などデータ進捗次第でまだ変化していく余地があるだろう。

10年利回りは3.7%に上昇⬆️

実質金利が1.58%で横ばい

最新の数値は1.58%(チャートは1~2日遅れ)
9月17日(火)は1.53%まで低下したが、週末引けは先週末と同じ1.58%でした。

ドル円

ドルインデックスはやや低下へ。

ドル円は140円を割る場面もありましたが、円安進行し144円近くまで戻しています。金融政策決定会合で0.25%維持を決定し、植田総裁の発言により日銀が追加利下げを急いでいないと市場に受け止められた結果、円安へ。

通貨強弱チャート

セクター

  • NVDA除くM7が上昇しました

  • 中東情勢の地政学リスクが高まってることからエネルギーが反発しています

  • 金融、シクリカルが上昇しているがわかりやすい動き

各種指標

Fear&Greed Index

Neutral ➡ Greed(前週49➡今週63着地)
4月以降の高値を抜けてきました。

Put/Call Ratio(Equities)

木曜日こそ上昇したが週間では問題ないレンジ

機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index

前週 71.93 ➡ 9月18日(水)時点 87.46
ポジション積み増してますね

炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG

金利低下に伴って好調な推移、アラート感なし

個別株の決算発表

今週は無し


決算発表予定

主な経済指標・イベント予定

指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます


次の記事を書く励み、定期的に更新するモチベーションになっています。 サポートしていただけたら、投資・チャート分析のインプットに役立てたいです。