【米国株3/18~3/22まとめ】2024年の利下げは3回予想、12月から1回減少。QTペース減速【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
3/19(火)
日銀、マイナス金利解除、金融政策を転換
マイナス金利解除
YCC(長短金利操作)撤廃
ETF/REIT買入終了
2007年以来、17年ぶりの利上げ
緩和的な金融環境を維持するため日本国債の買い入れを継続
住宅着工件数、予想上振れ
年率換算件数:前回 133.1万件 (修正値137.4万件⬆️)、予想143.0万件、結果152.1万件⬆️
前月比:前回 -14.8% (修正値-12.3%⬆️)、予想7.4%、結果10.7%⬆️
3/20(水)
FOMC
主要政策金利を据え置くことを決定
2024年の利下げについて0.25ポイントを3回という従来予想を据え置き
ドットプロットでは、年内に0.25ポイントの利下げが3回実施されると10人が予想した一方、2回以下と予想した当局者も9人いた予測中央値によれば、25年の利下げ回数については3回と、昨年12月時点での4回から減少
初回利下げは「年内のある時点」になる可能性が高いという従来の発言を繰り返した
パウエル「われわれがその確信に達し利下げが実施されるという認識を、大半の人が抱いている可能性はなお高い」
バランスシートは、毎月最大950億ドルの縮小を継続する方針を改めて示した。
パウエル「バランスシートについては縮小ペースをかなり早期に減速させるのが適切だろう。ランオフのペースを減速させるという判断はバランスシートの縮小を意味しないが、より漸進的に最終的な水準へ近づくことが可能になる。特にランオフのペース減速で円滑な移行が確実になり、短期金融市場がストレスを抱える可能性が低下する」
3/21(木)
フィリー製造業、予想上振れ⬆️
PMI速報値、総合➡、製造業⬆️、サービス⬇️
中古住宅販売件数、予想上振れ⬆️
3/15(金)
ボスティック総裁、今年の利下げが1回にとどまると予想
6月利下げ確率が66.7%に上昇織り込み
10年利回りは4.3%台を天井に再び低下
4.3%以上に上がる要因もなく止まって再度低下ですね。
実質金利は1.87%に低下
最新の数値は1.87%(チャートは1~2日遅れ)
ドル円
ドルインデックスは再びフィボナッチ61.8%付近に上昇してきている。
ドル円は23年11月高値まで戻ってきました。日銀がマイナス金利解除したが緩和維持のため円安が進んでいます。
セクター
マイクロン決算もあり、生成AI関連は引き続き継続
Googleもチャートでは平行チャネル下限や200日出来高移動平均線を反発したあとは上昇が続いています。
各種指標
Fear&Greed Index
Greed継続(前週70➡今週72着地)
強気ずっと継続。
Put/Call Ratio(Equities)
久しぶりに1.2台に上昇。Put増加してるかも。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 104.75 ➡3月20日(水)時点 93.22
Bearishショートが再び積まれている。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
上値のトレンドラインを上抜けたが12月27日高値までは上がれず反落中。
HYGからはアラートなし。
個別株の決算発表
DLO ディーローカル
MU マイクロン
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます
次の記事を書く励み、定期的に更新するモチベーションになっています。 サポートしていただけたら、投資・チャート分析のインプットに役立てたいです。