【米国株10/23~10/27まとめ】強いGDP、鈍化傾向のPCE、イスラエルはガザ地上活動拡大【前編】
こんにちは、Kojiです。この1週間で何が起きたか思い出していきましょう。
マーケットサマリ
10/23(月)
アックマン「現在の長期金利で米国債のショートを維持するには、世界にリスクがあり過ぎる」と米30年債をショートカバーしたことを発言
10/24(火)
PMI速報値、予想を上回る
10/25(水)
新築住宅販売件数、予想を大幅に上回る
米下院議長にマイク・ジョンソンが選出
共和党の右傾化が懸念
10/26(木)
GDP Q3速報値、GDP⬆・個人消費➡・コアPCE⬇
失業保険、新規⬆・継続⬆
ECB、政策金利を4.5%の据え置き決定、予想通り利上げ見送り
10/27(金)
PCE、前年比は予想一致で鈍化へ。総合・前月比は予想下振れ
ミシガン大学消費者態度指数、予想を上回る
期待インフレ率も予想上振れ
イスラエルがガザ地区での地上活動を拡大
FF金利は6月利下げシナリオがやや優位
10年利回りは週後半4.8%台へ
10年利回りは4.8%~4.9%台の範囲で推移。先日の5%到達後はやや低下傾向。30年・2年利回りの逆イールド解消はもたついている。
実質金利は2.52%に上昇
最新の10/27数値は2.42%(チャートは1~2日遅れ)
実質金利で見ると、上昇はまだ止まったとは言えない状況。
ドル円は150円付近で横ばい
ドルインデックスはレンジ推移だが今週はやや上昇。
ドル円は、150円を一時上回ってきました。介入なく上を狙う勢力がいるようですね。週末の引けでは149円台に下げています。通貨強弱チャートを見ると、金曜日に円が強くなっています。
セクター
M7は決算発表でマチマチな値動き。
通信・エネルギーセクターが厳しい下落。
ディフェンシブの公益がやや上昇。
各種指標
Fear&Greed Index
Fear➡Extreme Fear(前週26➡今週24着)
Extreme Fearに戻ってきたのは10月上旬以来
Put/Call Ratio(Equities)
水曜日に吹き上がるがレンジ範囲内か。
機関投資家センチメント NAAIM Exposure Index
前週 66.67➡ 10月25日時点 24.82(-41.85pt)
想定通り下がったが、下げ幅はかなり大きい。
投機筋ポジションは22年6月以来のネットロングになった
ロングポジションが増え、ショートが減少でネットロングへ。この傾向が続けば指数は上がってくるかもしれないが果たして。
炭鉱のカナリア ハイイールド債HYG
HYGは崩れ気味なチャートだが、今週はやや回復。もっと戻せないと厳しい弱めチャート。
もう一つのカナリア、ラッセル2000
週足でレンジの下限をやや下回っています。そのまま下抜けると、一段下へ。反発するとレンジ内に戻す動きとなり、来週どうなるか。
個別株の決算発表
KO コカ・コーラ
GOOGL アルファベット
MSFT マイクロソフト
V ビザ
TMO サーモフィッシャーサイエンティフィック
META メタ
KLAC ケー・エル・エー
MA マスターカード
ENPH エンフェーズ・エナジー
AMZN アマゾン
決算発表予定
主な経済指標・イベント予定
指数のチャート振り返りと来週のシナリオは後編に続きます👇
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