【米国株12/18~12/22】S&P500・ナスダック100先物のチャート特別解説【後編】
後編はS&P500先物とナスダック100先物のチャートを振り返り、備えましょう。
S&P500先物(週+0.78%)
日足
今週の振り返り
8週連続で高値・安値切り上げの上昇トレンドは続いている。
上値を伸ばした週だが、水曜日は利確売りで陰線の模様。
しかし、木曜日から金曜日にかけてリバウンドしてることから、買い勢力がまだ続いている可能性がある
日足では後半、安値切り上げ・高値は水曜日を上回れずレンジ内の動きと見える。
金曜日は上昇したが水曜日の高値を上回れず失速しているが、高値超えできない流れが起きると下落の流れにつながることもあるので注意。
ホリデーシーズンで出来高が減少してきている時期なので、裏付けのない値動きになりやすいことには留意。
週足ではNew High-Lowsが拡大、日足もプラス推移が続いており、上昇トレンドは継続していたようだ。
次週のシナリオ
先週から変わらず以下が目安。
①上昇する場合
次は2022年1月の最高値5028.25が目指す先となるが、少し距離がある
②下落する場合
利確売りが優勢となり失速すると、短期的には下げることもある。
下げる場合は、コントロールプライス(赤色の水平線)の4,625前後が最初の値止まり確認ポイント。
コントロールプライスは直近の出来高が最も多い価格帯で意識されやすい可能性。
大きく下げる材料があるならば、VWMA75が次の目安。
MA200より上にあるS&P500銘柄
先週末71.96%➡今週末73.75%(+1.79pt)
ナスダック100先物(週+0.99%)
日足
今週の振り返り
週足では高値・安値切り上げの上昇
火曜日にはローソク足の実体で21年11月高値を超え、水曜日には新高値を記録した。
そこから新高値実現からの利確売りで大陰線をつけたが翌日には反発買いとなり、ボラティリティが高まってきた。
VWMA7で支えられた反発で、本格的な下落には至っていない。
右上に上がる上値のトレンドラインがすぐ上にあり、レジスタンスラインとして機能するかどうかはこれからの値動きで確認したいところ。
21年11月高値を上回ったことでこのまま真っ直ぐ伸びてほしいが、一旦の短期的なお休みに入ることもありえる水準。
1週間を通してNew High-Lowsが拡大
総じて上昇は続いているが、出来高が少なくなる時期で上値の天井とボラティリティには注意。
次週のシナリオ
①上昇する場合
上昇継続するなら17,000の節目が最初の目安。
上値のトレンドラインを上回っていくかどうかは見届けたい。
②下落する場合
先週と目安変わらず。
下がる場合は、16,000前後のベース付近が最初のサポートゾーンとなるかもしれません。
さらに下げるなら、赤色のボックス圏が次のサポートゾーンとして値止まりするか確認したい場所になるでしょう。
MA200より上にあるナスダック100銘柄
先週末74.25%➡今週末80.00%(+5.75pt)
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