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【米国株4/24~4/28まとめ】S&P500、ナスダック100先物のチャート振り返り【後編】

前編はこちら。

後編はS&P500とナスダック100先物のチャートを振り返り、来週に備えます。

S&P500先物(週+0.76%)

週足

今週は押し目を作って、4,200の節目に3度目のトライを準備した週でした。

・ポジティブ・サプライズであれば4,200超えをもう一度試す可能性がある。
・まずは紫色のボックスゾーンで止まるかテストでしょうか。

前回note

先週、上記に書いた通りの展開となって、紫色ボックスを割り込むかテストされたが、押し目で反発する値動きとなった。

反発後、4,200手前まで到達し、3度目の4,200超えを来週迎える。
来週はFOMC、AAPL決算など重要イベントを控えている。

実体ベースで4,200超えとなれば、次の高値で節目となる4,300や8月高値(4327.5)をテストする可能性が高まる。

4,200超えができず反落する場合は、引き続き紫色ボックス圏がテストゾーン。

日足

今週の振り返り
債券買い・株式売りで火曜から水曜にかけて下落した。
水曜日には、先週下値テストゾーンの1番目として示してた以下に到達した。テストゾーンの4,070ぎりぎりまで試したが、そこで反発する展開へ。

過去の山ゾーン(紫色のボックス):4,070~4,090

前回note

この反発はブル・シグナルと捉える向きがある。
木曜~金曜にかけて急騰し4,200手前まで上昇した。

5月初週に3度目の4,200トライとなるが、買い圧力が続くかどうかに掛かっている。4,200は過去2度跳ね返された節目のレジスタンスライン。売り圧力が強くなる意識ラインとなるが、3度目で買い圧力が勝てるかどうかが問われる。

5月初週はISM製造業➡ISMサービス➡FOMC➡AAPL決算➡雇用統計と重要イベントが続く。特にFOMCとAAPL決算には注目が集まる可能性がある。
FOMCは25bp利上げが織り込まれているが、このまま通過するなら小波か買い圧力に拍車がかかる可能性はある。

ここまでの指数上昇はメガテックが牽引していることから、AAPL決算は重要性が高い。Mac出荷台数40%減との報道が先日あったが、決算サプライズがどの程度か懸念される。

次週のシナリオ
①4,200超えする場合

買い圧力の勝利でさらなる買いが集まる可能性がある。
この場合はは次の節目4,300が意識されやすい。
また、その少し上、8月高値4327.5も同時に意識される。

このあたりまで上がると売り圧力が再度高まりやすいので、テストゾーンと認識しておくとよさそう。

②4,200前後で売り圧力が勝つ場合

4,200で反落開始して調整する場合には、先週示した以下が引き続きのテストゾーンとなる。
順にテストされるが、1番目を割り込まないうちは底堅い。下がるなら2番目が押し目ライン。

  1. 過去の山ゾーン(紫色のボックス):4,070~4,090

  2. 短期フィボナッチ50%から節目ライン:4,0004,020

MA200より上にあるS&P500銘柄

先週末56.46%➡今週末54.87%(-1.59pt)
火曜~水曜で下げたが週末には横ばい水準に戻る

ナスダック100先物(週+1.99%)

週足

ナスダック100先物は、この3週間ほどサポートラインとなってた9/13高値をメガテック決算前にリスク回避で一時的に売られ下抜けた。
しかし、メガテックの決算が堅調なことがわかり、買い戻しから反発となって直近の高値を更新した。

水色のレンジをこのまま上に抜ける目指すならば、次は13,500が上値の目安。調整が入るなら9/13高値が引き続きサポートライン。

日足

今週の振り返り
先週末には25~26日に変化あるかもしれないと示してたが、25日に大きく下げ26日から反発上昇という値動きになった。

日柄で見ると、25日~26日あたりが変化あるかもしれません。

前回note

メガテック決算前はリスク回避的にポジション調整で下落。9/13高値を下抜けて強めの下げ。
しかしレンジ下限を下抜けたところから反発。

メガテック決算が堅調だったことを受けて、翌日から週末まで急騰した。その結果、水色のレンジゾーンの高値をやや上回って週末を迎えた。

コアPCEは高止まりも、予想を大きく上回ることなく通過。問題ないと判断したのか月末リバランスなのか買い戻しが強かった印象。

5月初週のISM➡FOMC➡AAPL決算➡雇用統計と重要イベントがある。サプライズがなければ上昇気流を維持するのか、ネガティブサプライズで調整が入るのか反応を見たい週となりそうだ。

次週のシナリオ 
①上昇気流が続く場合
先週と変わらず、13,400~13,500がターゲットライン
13,500の節目は意識されやすい。
13,500抜けると8月高値が待っている。

②調整される場合

  1. まずは水色のレンジ下限12,826がありえるレベル。4月フィボナッチでは78.6%ラインと重なる(4/5高値~4/25安値フィボナッチ)。

  2. 下回ると、4/25安値12,722が下値の分岐点でテストラインとなるだろう。

  3. 短期フィボナッチの61.8%付近:12,644
    (3/13安値~4/5高値フィボナッチ)

MA200より上にあるナスダック100銘柄

先週末72.27%➡今週末68.31%(-3.96pt)
週末にかけて反発しているが先週よりは低下。

おわりに

メガテック決算前後で大きく変動した週でしたね。
来週も重要イベント多いので上を見ながらもネガティブサプライズに注意していきましょう。

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