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やる気の源なんて「いやらしいもの」で良い

私には人生をかけてやりとげたいことがある。
夢という感じではなく、ライフワークにしたいことだ。
ここでひけらかすことでもないので具体的には書かないが、それはとても自分のためだけではできないような大変なこと。
そして、これを成し遂げるには、膨大な時間と割と大きなお金、周りの方の協力がいることも分かっている。

正直、今のままの自分でこの想いを実現するというのは「夢物語」でしかない。学ばなければならないこともたくさんあるし、状況を大きく変える必要もある。
「行動しないと」「変わらないと」という想いが常に巡っている日々だ。
ただ、そこで出てくるのが「得体の知れない不安」
この不安というのが非常に厄介で、どんな成功者の本を読んでも必ず付きまとうものらしい。

すでに成功されている方ですらそうなのに、自分はその不安に打ち勝てるのだろうか。自分のモチベーションが不安に飲み込まれないだろうか。
こう考えること自体も、自分の行動を妨げていることには気づいていた。


そんな中、友人とライフワークについて話していた時に言われた一言が気づきを与えてくれる。

「その壮大な目標を叶えたいのは分かるけど、もっと根本的な欲望ってないの?」

そういえば私の想いは、「自分が経験した喜びを他人にも味わってもらいたい」と思うところから来ていた。
自己完結する欲望ではなく、誰かに影響を与えたいという目標だ。

続けて友人が言う。
「今聞いてるその目標は、いつ叶えられるかどうかなんて、はっきりいって自分のコントロール下にないよ。コントロール下にないことを目標にしているから、不安が勝ち続けるんだよ」
だから不安に打ち勝って前進するためには、もっと本能的にやりたいことを考えるべき。そしてそのやりたいことは、人に聞かせると「いやらしい奴だな」と言われるような想いでいいのだと。

となると答えは簡単だった。
・お金持ちになりたい
・自由な時間が欲しい
・私を「出来ない奴」と思っている人を見返したい
この3つが自分勝手に考えると出てくる本能的にやりたいことだ。

単純な想いが起点であるほど、それを理由にして行動を起こすことは簡単になる。
「行動する第一理由として、いやらしい想いが来るのは悪いこと」と考えていた自分にとって、少しカルチャーショックだったが、改めて考えると原動力ってそんなもんだろうなと思い直すキッカケになった。

何かと理由をつけて動き出せずにいる自分。
カッコつけたことばかり言ってないで、「いやらしいこと」に目を向けて動き出そう。
そうしないと、いつまで経っても周りのせいにした理由をつけて動かないだろうから。

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