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一番多く贈った『ゆきだるま』

 先日、どんな物を贈るか、選ぶのは難しいとnoteに書いた。
でも若い頃は、そんなことは大して考えずに、
好きにいろんな物を贈っていた。

 私は本が大好きなので、その人の好みを深く考えずに、
そもそも本が好きかどうかも考えずに、よく本を贈っていた。

 この季節、一番多く贈った本は、とても有名な絵本、
レイモンド・ブリッグズ『ゆきだるま』だ。
『スノーマン』のタイトルでアニメ化されたので、
こちらの題名の方が馴染みがある人が多いかもしれない。

 あまりに有名なので、今更、説明する必要もないと思う。
絵も物語もとても美しく、何が素晴らしいって、絵本であるということ。
文字がない絵本であるということだ。
 赤ちゃんから、お年寄りまで、老若男女問わず、国も関係なく、
誰でも物語の世界にすんなり入ることができる。
そして何度でも手にとって、ページをめくって、暖かい気持ちになれる。
こんな本は、なかなかないと思うし、
だからこそ、世界的なロングセラーの本なのだと思う。

 先日、知り合いの2歳の子供に贈ったのだが、
毎日、じーっと見ているのだそう。
(基本的に、赤ちゃんは丸いものが好き。丸いアンパンマンは大人気。)
これから大きくなっていっても、ずっと楽しむことができると思う。

 このnoteを読んで、もし贈り物に迷っている方がいたら、
この本を ぜひ!と思う。
相手が本が嫌いでない限り、きっと気に入ると思う。

読んで下さって、どうもありがとうございます。
贈り物は、私の場合、自己満足に陥りがちなので、
気をつけるようにしています。
よい毎日でありますように (^_^)

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