夕焼け空が とても綺麗でした
秋の日は釣瓶落とし。
今、まさに 夜になろうとしている その時間です。
「わぁ。」
すぐ近くの商店街のコンビニへ牛乳を買いに来た こざるちゃん、西の空の あまりの美しさに見とれて立ち止まります。
「おかーさーん、すごくきれい!」
お母さんと帰宅途中の 小さな女の子も 同じように空を見つめています。
この時間、保育園から子供と一緒に帰る お母さんやお父さん、仕事から帰ってきた人達、
帰り道の小学生や中学生、夕方のジョギングやウォーキングをしている人達、
いろんな人が この夜に移り変わる時の狭間にいます。
「どの季節の夕暮れも素敵だけど、秋の夕暮れ時が一番 いろいろな感情がわき上がってくる気がする美しさだと思うよ。」
シルエットもくっきりと 本当に太陽が動いていく様子が見えます。
「それに この夜になろうとしている時間って、一年中で最もハロウィンが似合っている感じがするな。」
夕焼けの濃いオレンジ色が、ジャックオランタンの色と同じに見えます。
「きれいだなぁ。」
こざるちゃん、牛乳を抱えて しばらく見入っています。
刻々と夕焼け空は変わっていき、太陽が沈んでいきます。
夜空に星も輝いています。
「あの時、あの日、いろんな秋の夕暮れが思い浮かんでくるよ。」
皆、夕暮れの中で、それぞれの思い出が心に浮かんだりしているかもしれません。
「この夕暮れの時間の中にいると、とても豊かな時を過ごした感じになるね。」
こざるカフェは、今日も ゆっくりゆっくり
のんびり 穏やかに時間が流れていきます。
読んで下さって、どうもありがとうございます。
先月は長雨のためか、一瞬 香っただけで終わってしまった すぐ近くの金木犀、ちゃんと咲いて いい香りを漂わせています。
よい毎日でありますように (^_^)
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