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【知って欲しい!!】性別がないのではなく、性別に関する言葉を知らないということ
今回のお話は、
性別がない
ということをテーマです。
性別がないってどういうことなのか?
疑問に思った方もいらっしゃるでしょう。
性別がないということがどういうことなのかを、当事者目線でお話したいと思います。
性別がないとはどういうことなのか?
性別がない
これは、
男性
女性
ではないということになります。
性別の二元論に基付くと、性別は
男性
女性
に分けられます。
なので、
Xジェンダー
ノンバイナリー
アジェンダー
ジェンダーフルイド
ジェンダークイア
などの男性でも女性でもないされる性別の人たちは、一般的に言う性別がないということになってしまいます。
では、男性、女性という性別に必ずしも属さなければいけないのでしょうか?
そして、シスジェンダーやトランスジェンダーでも男性、女性とならなければならないのでしょうか?
男性、女性でないといけないの?
僕の個人的な考えですが、
男性
女性
でなければいけないことはないと思います。
男性だから、女性だから、性別があるからエライってこともないと思います。
ましてや、シスジェンダーだからイイというものでもないと思います。
性別っていうのは、医学的にってことを考えたときに必要になってくるというものだと僕は認識しています。
なので、自認する性別が生まれながらの性別と違うということがあってもいいと思っています。
性別がないってどんなときに不便だったり、イヤだなって思うの?
性別がない・・・不便・・・って考えたときに、僕自身、不便に思うことはあまりありません。
ですが、シスジェンダー(生まれながらの性別と自認する性別が一致する)の人たちから、ジェンダーに関する考えを押し付けられることがイヤだなって思うことがあるくらいです。
本当にイヤだなって思ったのは、
「ココロの性ってなんだよ」
っていうのを聞いたとき、はっきり言って、イイ感じはしませんでしたし、その場にいたくなくなりまし。
これだけは覚えて欲しいことがあるんですが、シスジェンダーの人は、自認する性別に関して、あまり考えていたない傾向があります。
そして、自認する性別が生まれながらの性別と一致していることが当たり前だというい認識があるんです。
セクシュアリティが人によって違うように、自認する性別も人によって、それぞれ違っているものだと思います。
なので、100%ゲイの人がいないのと同じで、100%シスジェンダーの人もいないんだと思います。
自分がシスジェンダー、トランスジェンダーで性別二元論で説明できる男性、女性であるからといって、男性でも女性でもない人たちのことを攻撃していいわけではないということなのです。
また、シスジェンダーだから、マジョリティだからといって、トランスジェンダーの方々を生まれながらの性別で攻撃するのも、してはいけないことなのです。
極論を言えば、シスジェンダーであることはエライわけではないですし、性別が男女どちらかであることがエライわけではないのだと知って欲しいです。
性別ってなんなの?
性別って極論を言えば、
男性器がある
女性器がある
染色体の構成が男性である
染色体の構成が女性である
などの状態から
男性または女性と認識される
戸籍を男性または女性とするに値する
と、いったことから、生まれたときに勝手に決めつけられるものなのです。
自認する性別ってどういうことなのかというと、自分の体が男性または女性であることに違和感を感じていて、
男性
女性
それ以外の性別
だと認識しているか、生まれながらの性別と同じだと認識しているかになります。
シスジェンダー(自認する性別が生まれながらの性別と一致している)人たちは、
『自認する性別なんて考えたことがない』
っていうことを言うのですが、これは異性愛者の方々のセクシュアリティの考え方と同じなんです。
なので、性別とは体の呼名だけなのです。
まとめ
性別がない・・・これは、
男性
女性
という性別二元論に当てはまらないということなのです。
なので、性別がないということでないのです。
性別がないという状態は、性別二元論に当てはめなければいけないと考えが招いた語弊だとも言えます。
なので、今回のお話から覚えておいて欲しいのは、性別がないのではなく、男性、女性以外の性別に該当するジェンダー用語を知らないことが基になっているということです。
自認する性別があるからこそ、
シスジェンダー
トランスジェンダー
アジェンダー
などの性別が存在するのです。
そこで、考えて欲しいのが、自分を男だと認識している場合の男性のココロの性別です。
ココロの性別 = 自認する性別
になるので、ココロの性は男性ということになります。
と、いうことは、シスジェンダーの人が性別を認識していないのではなく、認識することなく過ごせているということなのです。
これは、セクシュアリティにおいても同じことが言えます。
セクシュアルマイノリティであっても、ジェンダーマイノリティでない場合があるので、セクシュアルマイノリティの方々は、少数者であるという認識をなくした方がいいと思います。
本当の意味での少数者とは、
セクシュアリティ、ジェンダーの両方が大多数でない場合にこそ言えるのではないでしょうか。
今一度、性自認ということについて考えて貰えたらと思います。
それでは今回は、ここまでにしたいと思います。
皆さんの性別(ジェンダー)の理解の参考になればと思います。
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