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恋愛指向 = ロマンティック 性的指向 = セクシュアリティ

今回はタイトルにある通り、恋愛指向、ロマンティック、性的指向、セクシュアリティについてお話したいと思います。

まずは、僕のジェンダーやセクシュアリティについて軽く触れておきたいと思います。

僕のジェンダーやセクシュアリティは、『クエスチョニング マロマンティック マセクシュアル クォイロマンティック リスセクシュアル』です。

以前は、『ノンバイナリー マロマンティック マセクシュアル クォイロマンティック リスセクシュアル 』だったのですが、ある日を境にノンバイナリーからクエスチョニングにジェンダーが変化しました。

なぜ、ジェンダーが変化したのか、僕にもわかりません。ただ、揺らぎがあったということしか言えません。

ここで、皆さんが疑問に思ったところというのは、『ジェンダーがクエスチョニングなのになぜ、セクシュアリティがわかるの?』ってことではないでしょうか。
このジェンダーが不明でもセクシュアリティがわかるのかについては、本編でお話したいと思います。

クエスチョニングとは、ジェンダー(性別)がわからない時、セクシュアリティ(恋愛指向、性的指向)がわからない時に当事者が自分のことを指すジェンダー、セクシュアリティ用語となっています。

それでは、恋愛指向とはどういう言葉で表現されるのかを見ていきましょう。

恋愛指向とは

恋愛指向に関わる言葉は、

〇〇ロマンティック

と、言われています。

僕のセクシュアリティで恋愛指向に関わる言葉は、

  • マロマンティック

  • クォイロマンティック

と、なります。

  • マロマンティック

  • クォイロマンティック

に関しては、過去記事のリンクを貼っておきますのでご参照ください。

なので、恋愛指向とは、

  • どんな相手(性別、セクシュアリティの人)を好きになるか

  • どんな相手(性別、セクシュアリティの人)と付き合いたいか

など、個人が恋愛対象としているかということを表しています。

それでは、性的指向とはどういうことなのかを見ていきたいと思います。

性的指向とは

性的指向に関わる言葉は、

〇〇セクシュアリティ

と、言われています。

僕のセクシュアリティで性的指向に関わる言葉は、

  • マセクシュアル

  • リスセクシュアル

と、なります。

  • マセクシュアル

  • リスセクシュアル

については、過去記事のリンクを貼り付けておきますのでご参照ください。

なので、性的指向とは

  • どんな相手(性別、セクシュアリティの人)を性的に魅力を感じるか

  • どんな相手(性別、セクシュアリティの人)とセックスをしたいか

など、個人が性的魅力を感じる対象、セックスの対象としているかということを表しています。

では、恋愛指向 = ロマンティック、性的指向 = セクシュアリティ を分けることについて見ていきたいと思います。

恋愛指向 = ロマンティック、性的指向 = セクシュアリティを分ける必要性

皆さんは、セクシュアリティ(恋愛指向、性的指向の両方を含む)について、○○セクシュアル、ゲイ、レズビアンという風に思っているでしょう。

ちょっと待ってください!!

  • ゲイ

  • レズビアン

の方々は、

  • 男で男が好き

  • 女で女が好き

と、なるので、ジェンダーがわかっている

  • シスジェンダー(身体的性別と自認する性別が一致している場合)

  • トランスジェンダー(MtF、FtM の身体的性別と自認する性が一致していないが、自認する性別が決まっている)

場合に

  • シスジェンダーゲイ

  • シスジェンダーレズビアン

  • トランスジェンダーゲイ

  • トランスジェンダーレズビアン

と、なります。なので、ゲイやレズビアンに関しては、恋愛指向と性的指向を併せ持つセクシュアリティ用語となります。

LGBTQ+の人の中には、恋愛指向と性的指向が一致している人ばかりではありません。
と、なると、バイセクシュアルやパンセクシュアルの場合がわかりやすいかもしれません。

どうわかりやすいかというと、

  • 恋愛は男女どちらともが対象になるけど、セックスは女とだけ

  • 恋愛はジェンダーに関わらず対象になるけど、セックスは女とだけ

みたいな感じで、恋愛指向と性的指向が違う人もいるので、そのために恋愛指向と性的指向を分ける必要が出てくるわけです。

以前であれば、〇〇セクシュアルだけで良かったのですが、恋愛とセックスの対象が違うときに自分を表現する言葉がなかったのため、当事者が作った言葉だと考えられます。

なので、自分を表す言葉として、〇〇ロマンティック、〇〇セクシュアルというセクシュアリティ用語を分ける必要が出てきたというわけなのです。

一番わかりやすいのは、アセクシュアル(恋愛指向、性的指向を含む)の方々が、ご自身のことを『アロマンティック アセクシュアル』と言っていることです。

まとめ

セクシュアリティと一口に言っても、『恋愛 = セックス』となる人もいれば、『恋愛 ≠ セックス』となる人もいるのです。
なので、〇〇セクシュアルだけでは自分自身を表現することが出来なくなったのです。

『恋愛 = セックス』であることが当然で杯ということです。

『恋愛 ≠ セックス』だからと言って、性癖ではないということです。

冒頭に書いた『なぜ、僕がジェンダーがわからないのにセクシュアリティ(恋愛指向、性的指向)がわかるか』ですが、それは、

  • 好きになること

  • セックスをすること

において、男にしか恋愛的、性的に魅力を感ることが出来ないからです。そして、パンロマンティックなのかと思ったこともありますが、男と一緒に居ると落ち着くので、マロマンティック マセクシュアルだと表します。

また、

  • 恋愛感情と友情の区別が出来ない

  • セックスが苦手

だから、クォイロマンティック リスセクシュアルだと表すのです。

という風に経験上わかっているからだけなのです。

今回は、セクシュアリティには、恋愛指向を表す言葉、性的指向を表す言葉、恋愛指向と性的指向の両方を表す言葉の3つがあるということを覚えてもらえればと思います。

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