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HIVや性感染症の予防とコンドーム

HIVや性感染症の予防・・・これについてどういった予防法が思い浮かぶでしょうか?

正しい予防法があまり浮かばない人のために、HIVや性感染症の予防法をお話したいと思います。

性感染症とは?

性感染症と聞いてどんな感染症を思い浮かべますか?

「性感染症って何?」

って思った方もいるのではないでしょうか。

性感染症とは、古い言い方をすると「性病」になります。性感染症は、正しく言うと『性行為感染症』になります。性行為・・・いわゆるセックスで感染する感染症なので、感染していたとしても気付かないものもあります。

代表的な性感染症をあげると、

  • 梅毒

  • 淋菌感染症(淋病)

  • 性器クラミジア

  • 性器ヘルペスウイルス感染症

  • 尖圭コンジローマ

  • トリコモナス症

  • 性器カンジダ症

  • A型肝炎

  • B型肝炎

  • HIV/AIDS

  • アメーバ赤痢

  • 毛じらみ

  • HPV

があげられます。

先日、僕があげた記事でも書かせてもらいましたが、今、梅毒が流行しています。梅毒の話についてはリンクを貼っておきますので、参考になさって下さい。

では、これらの性感染症の予防はどうした良いのでしょうか

性感染症の予防とは

性感染症を予防するにはどういった方法があるのでしょうか。

性感染症の予防はインフルエンザなどと違い、注射でワクチンを接種して予防することが出来ません。そのため、HIV/AIDS以外は、コンドームを使う方法しかありません。

コンドームって避妊具なのでは?

って思った方もいるかもしれませんが、間違いではありません。ですが、これは古くにコンドームのことを避妊具と訳したために、性感染症予防の役割があることが伝わらなかったということがあったために、避妊具としての認識しかない方もいらっしゃるかもしれません。

コンドームは膣性交だけで使うのは当たり前なのですが、アナルセックスの時にこそ使ってほしいのです。アナル = いろんな菌やウイルスがいる 場所なのです。だから、アナルセックスではコンドームを使ってほしいのです。

では、コンドームはどこで買えるのでしょうか?

コンドームはどこで買えるのか

コンドームの買える場所は

  • ドラッグストア

  • アダルトグッズ販売店

  • コンドーム販売専門店(オンライン含む)

  • コンドーム製造メーカーのオンラインショップ

  • コンビニ

  • コンドームの自販機

コンドーム設置場所の風景

阪急メンズ東京様に避妊具自販機を導入(自動販売機JP様のサイトよりお借りしました)
コンドーム自販機の行方~道端に立つアイツは絶滅危惧種~(さんたつ by散歩の達人様のサイトよりお借りしました)

以前のコンドーム自販機には、『明るい家族計画』と書かれていたりもしました。

コンドーム自販機の行方~道端に立つアイツは絶滅危惧種~(さんたつ by散歩の達人様のサイトよりお借りしました)

コンドーム販売専門店のリンクになります。

実店舗は渋谷のパルコにあるそうです。

コンドームのオンライン販売サイトのリンクになります。

コンドームメーカのオンラインショップのリンクになります。

このコンドームをどのように使ったらよいのでしょうか?

コンドームの使い方

「コンドームは、挿入行為の時に使うもんじゃないの?」

って思った、そこのあなた!!

間違っています。

コンドームは、挿入行為の時だけに使うのではないのです。フェラチオなどのオーラルセックスの時から使うのが正しい使い方なんです。

では、アナルを舐めるなんて場合はどうしたら良いのでしょうか?

予防法はたった一つ、アナルを舐めること自体をやらないってのが一番の予防法です。これにより、『アメーバ赤痢』『A型肝炎』になるリスクはぐんと減ります。
ですが、『アメーバ赤痢』『A型肝炎』はオーラルセックスでもうつります。なので、オーラルセックスの時から使うのが正しいコンドームの使い方になりますし、セックスのお作法といってもいいのかもしれません。

それと併せて、男性器を挿入することになる膣やアナルを触る時はどうでしょう。

この時も指用のコンドームを付けることで、相手を守ることが出来ます。

指用のコンドームって?

と、思ったあなたにどんなものになるのか、ご紹介しておきます。

指用のコンドームは、フィンドームという名称で売られています。指用のコンドームなので、指に装着して使うことになります。

フィンドーム使い方
フィンドームパッケージ画像

フィンドームのメーカーサイトになります。

通販サイトでの販売については、楽天などのサイトでご確認いただくのがいいかと思います。

フィストファックの愛好家の方などは、医療用手袋をご使用いただくことで相手を傷つけず、性感染症に感染するリスクも減ります。

では、HIVの予防法にはどういったものがあるのでしょうか?

HIVの予防法とは

HIVの予防法については、以前に書かせてもらっています。なので、今回はサラッと説明させていただきます。(過去記事のリンクを貼っておきます。)

HIVの予防法は、2つの方法があります。

  • コンドームを使う

  • 抗HIV薬を使ってのPrEP

コンドームを使う方法については、他の性感染症と一緒なので割愛します。

PrEPについては、抗HIV薬を使うことになります。なので、事前にHIV検査、腎臓の機能に異常がないかを検査する必要があります。

極端なことをいうと、健康診断でも引っかからないくらい健康でないと使えないということなのです。

もし、PrEPをご検討されているのであれば、費用対効果を調べた上で検討されることをオススメします。

最後に!!

性感染症は感染してなにも良いことはありません。

予防をするから、相手を傷つけず、安心してセックスが出来るのです。なので、コンドームは皆さんを性感染症から守るだけでなく、あなたの大事な人も性感染症から守ってくれるのです。

そして、コンドームを使うことと同時にHIVをはじめとする性感染症の検査に定期的に行くようにして下さい。それが、楽しいセックスライフに繋がります。

安心安全な性感染予防をして、楽しいセックスライフを!!

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