転職します
7年半勤めた会社を退社し、転職することに決めました。
現職は300名のユーザを相手にする外資系メーカーの情シス部門。
インフラ管理、ヘルプデスク運用、Microsoft365導入、オフィス移転など多岐に渡る業務を担当してきました。
7年半で頑張ったこと
(1年目)
入社したばかりの頃、前職より仕事のスピードが3倍くらい速くて追いつくのが大変だった。
右も左も分からない状態で全社Skype for Business導入のプロジェクトをリード。無事にレガシーPBXからの移行を完遂。
(2-5年目)
折り合いの悪いコミュニケーション下手な同僚がいたのでプロセスをひたすら標準化。口頭のコミュニケーションを最小限で済むようにした
(3年目)
失踪したIT担当者の代役としてオーストラリアで1ヶ月ひとり情シス。
(4−7年目)
MECM (Microsoft Endpoint Configuration Manager)でのクライアント管理グローバルチームに参加。「MECMってなに?」「MS SQLもPowerShellもなんも分からん…(>_<)」の状態から、海外での1ヶ月間OJTなどを経てどうにか一人前に。
7年半で楽しかったこと
・本社発信のプロジェクト参加を通じて様々な国のメンバーと一緒に仕事できた
・海外出張の機会が多く、世界中の同僚とつながりができた
・ナレッジベース構築や自動化ツール導入など、業務プロセスの自動化・効率化スキルを磨けた
・仕事のやり方の基本はどこに行っても同じ、という自信ができた
・自分の英語力がビジネスで使える、という自信ができた
転職を考えたきっかけ
入社当初は変化が激しくて「追いつくのが大変…‼」と思っていた業務も数年すれば慣れてくるもので、5年が過ぎたころから
「去年と同じことやってるな」「過去にやったのと同じパターンだな」「自分、成長できていないのでは」と感じることが増えてきました。
また、年を追うごとに組織の潤滑油・バランサー的な役割が増えてきました。社員として信頼されている証だと捉えることもできたかもしれませんが、「これ、自分じゃなくてもできる仕事だな」と感じてしまい、モチベーションアップには繋がっていませんでした。
唯一、グローバルチームで担当していたMECMだけは興味が尽きず、「MECMに専念したい」「もっとこの道を究めたい」と思っていました。
ただ、あれこれ兼任している状況でリソースに制約があり希望が叶うことはなく、思うに任せない状況が続いていました。
転職の理由
一言で表すと「MECMを究めたい!」が理由です。
MECM (Microsoft Endpoint Configuration Manager)はクライアント管理のための製品で、OS展開・ソフトウェア展開・Windows Update管理・インベントリ収集・グループポリシー管理など機能が広範囲にわたり
様々な分野(OS、データベース、ネットワーク、Active Directory、PowerShellなど)のリテラシーが求められます。
”使う側にも常に研鑽が求められる”
”どれだけ勉強しても追いつかない”
”でも理解できると楽しい”
というところが魅力的に感じています。
そのため、転職活動もこの製品の担当者、というところに絞って進めました。
次の仕事
幸い、オファーをいただくことができ、新しい会社ではMECMに専念するポジションに就きます。
これまで担当していなかった機能も把握しなければいけませんし、新機能がどんどん追加されるので自分でどんどん勉強しないと置いていかれます。
慣れ親しんだ環境を離れ、新しいフィールドに飛び込むことになる。
変化を目の前に、今から少し緊張しています。
とはいえ、自ら望んで起こした変化。
ありがたいことにチャレンジすることを家族も応援してくれていますし、せっかくなら、思いっきり楽しんでやろう!とも思っています。