『那須大亮選手の引退について馳せる念い』
香川県坂出市のスポーツデンティスト
香西歯科医院です。
横浜Fマリノスなどで活躍していた
ヴィッセル神戸の那須大亮選手が
今シーズン限りで引退する事を発表しました。
引退の理由は
『ヘディング時に脳が揺れる』
ということでした。
数年前から
ヘディング時に揺れる感覚が
現れていたようです。
DFという事もあり
相手の攻撃を跳ね返す為に
ヘディングの技術は必要不可欠でしょう。
しかし現役生活だけでも
18年もの間
試合や練習で揺さぶられ続け
脳に障害が出たのかもしれません。
マウスガードを装着する事で
咬み合わせが安定し
首の筋肉が緊張し
しっかりと頭部を固定する事が出来ます。
ブレない体幹でヘディングすれば
脳への揺さぶりも軽減され
このような症状に悩ませられず
もう少し現役を続けることが
出来たかもしれません。
身体が出来上がっていないうちの
ヘディングは危険なので
禁止したほうがいいと思います。
ある程度筋力が整ってからは
サッカーにおいても
マウスガードの着用によって
脳震とうの予防に努めた方が
より安全にプレー出来るでしょう。
少しずつサッカー選手の間でも
マウスガードを着用し
トレーニングするようになっています。
少しでも多くの方に知って頂き
普及が広まっていけば
楽しく安全にプレー出来る環境づくりが
整っていくと信じております。
2019年12月17日